フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

みんなが幸せを実感できる学校を沖永良部に作りたい!

1. 沖永良部で新しい学校?? ◯ WHAT ◯「フリースクールとは?」 ◯ WHY ◯ なぜ、島にフリースクールが必要なのか? ◯ HOW ◯ フリースクールを通してどのようにして不登校支援を解決するのか? 2. 私たちが作りたいのは一人一人の夢が実現でき、みんなが幸…

フィンランドのプロジェクト学習(PBL)

フィンランドのプロジェクト学習 フィンランドでは、1年のどこかで数週間に渡りあるテーマに沿ってプロジェクト学習をする事が義務付けられています。私が訪れた30校の学校の中でも、この小学校では、授業のほとんどがプロジェクトベースで行われていました…

フリースクールと学校の新しい連携のカタチ

沖永良部島という小さな環境を活かして、フリースクールと学校の新しい連携が生まれようとしています。 定期テスト期間に入り、スクールに通う男の子が「定期テストに向けて勉強をしたい。」と彼自身から話をしてくれました。これまで、20日間一緒にプログラ…

「ついに!フリースクールに通う男の子、学校に登校?」

中学1年生の男の子がフリースクールに通い始めて2週間が経とうとしています。 少しずつ彼の心の中に変化が生まれようとしています。 小学3年生から不登校だった彼が、中学1年生にしてフリースクールと出会いました。 恐らく彼にとって、初めての学校や家族以…

実は知らない「放課後等デイ」の充実したサービス

「皆さんは放課後等デイサービスというものを聞いたことがあるでしょうか?」 実は、私たちが知らないだけでとっても充実したサービスです。 Q1:放課後等デイサービスとは? 放課後等デイサービスとは、児童福祉法に基づくサービスの一つです。早期に必要…

3者連携から見えてきた不登校支援の葛藤

「フリースクールという選択肢(居場所)があることを知って欲しい。」 「本当にその子が必要としている支援や居場所とは何なのか?」 私は、沖永良部のNPO法人で学習指導員として働いています。学習指導員として働く中で、学校の校長先生、特別支援員の先生…

「違い」を受け入れられる子どもたち

沖永良部のある小学校の相撲大会に参加してきました。沖永良部島では、学校行事の一環として相撲大会というものがあります。 この相撲大会には、サランセンターに通う子どもたちも参加していました。 この小学校は全校児童が約50名の小規模校です。そして、…

放課後等デイサービスの役割とは?

私は、今「放課後等デイサービス」と「子どもの居場所(フリースクール)」の学習指導員として働いています。日々葛藤しながら子どもたちと向き合っています。 「私たちの役割って何でしょうか?」 「私たちが頑張って、考えて、何かを準備すればするほど、…

不登校の捉え方

日本では、現在14万人の不登校児童がいると言われていますが、このニュースを聞いてどのように捉えるでしょうか? A:(ー)不登校の児童生徒が増えているのは、学校に問題があるのではないかな? 或いは、 B:(+)不登校児が増えているのは、学校以外の選…

子どもの「好き」を「学び」に

「私たち教師の役割は何でしょうか?」 学校に通えていない中学1年生の男の子の変化についてまとめていきます。 私のスクールにある男の子が通い始めて1週間が経過しました。 基本的に、ここは「子どもの居場所」としてオープンしているので、 こちらから子…

学校の中にある子どもの落ち着ける「居場所」とは?

「学校に行きたくないという子どもの気持ち」とは? サランセンターでは、毎月サランセンターの子どもが通う学校を訪問し、サランセンター での子どもの様子と学校での様子の意見交換等を行っています。 私たちは、放課後等デイサービスに加え「子どもの居場…

学校に通えない子どもが一歩踏み出す瞬間

5月28日の1本の電話から物語は始まります。 「明日サランセンターにお話を伺いに参ります」 ここから私たちの一歩は始まりました。 そして次の日、お母様と中学1年生の男の子がサランセンターにやってきました。 (イメージ画像▼) 初めて受け入れる学校に通…