実は知らない「放課後等デイ」の充実したサービス
「皆さんは放課後等デイサービスというものを聞いたことがあるでしょうか?」
実は、私たちが知らないだけでとっても充実したサービスです。
Q1:放課後等デイサービスとは?
放課後等デイサービスとは、児童福祉法に基づくサービスの一つです。早期に必要な指導を受け、将来的なご本人の負担を軽減するために、障害の有無に関わらず、発達の遅れが気になるお子さまの利用も幅広く行われております。なお、国と自治体の給付により、ご利用料のうち1割のご負担ご利用ができます。
Q2:1割の負担で利用するためには?
通所受給者証は「障害児通所支援」という福祉サービスを利用するために、お住まいの市区町村から交付される証明書です。放課後等デイサービスで提供している障害児通所支援(児童発達支援事業/放課後等デイサービス事業)をご利用になる場合は、この通所受給者証の取得が必要になります。申請時に利用教室・利用頻度の情報が必要になるため、それらが確定次第の申請となりますが、申請をスムーズにするため、事前にお住まいの市区町村へ必要手続き・書類の確認をしておくことをオススメします。詳しくは、お住まいの自治体へ「(まだ利用は決まっていないが)『障害児通所支援サービス』の『児童発達支援事業/放課後等デイサービス』の利用を検討しています。とご相談して見てください。
Q3:この放課後等デイサービスの何がすごいのか?
ここからが本日の本題に入ります!本日放課後等デイサービスの担当者会が行われました。担当者会とは、利用を始める前に、ケアマネジャーが利用者に関するサービスの担当者を集めて、ケアプランの原案を検討する場です。利用者や家族の生活および課題を共通理解し、機能向上の目標や支援の方針・計画を共有するために設けられています。
本日の担当した女の子は既に2つの事業所に通っていました。
今この女の子は、2つの放課後等デイサービスに通っています。幼稚園の頃から通い始めているので、この子にとって安心できる落ち着く居場所になっています。最初のステップとして、運動を楽しむことや家以外で自分の居場所を作ることでした。
ここからが放課後等デイサービスの魅力です。
放課後等デイサービスでは、6ヶ月に1回モニタリングといって個別の支援計画の見直しが行われます。このモニタリングの中で、利用者の次のステップとして、コミュニケーション面では、色々な人との関わりの中で自分を表現できるようになること、学習面では基礎基本の学習力を身につけることという課題の見直しが行われました。
そこで、本日私たちの事業所で利用者を受け入れるにあたり、それぞれの施設の代表者が集まり、今後の支援の在り方の情報共有が行われました。これにより、個別の教育支援計画に沿って、より一貫性のある療育サービスが実現していました。
最後に、もし、お子様の発達に関して、不安がある保護者の方は、お住まいの自治体へ「(まだ利用は決まっていないが)『障害児通所支援サービス』の『児童発達支援事業/放課後等デイサービス』の利用を検討しています。とご相談して見てください。
「知っているか、知らないかで子どもが受けられるサービスが変わってきます。」
是非、一人でも多くの人に放課後等デイサービスというサービスについて知ってほしいと思いました。
フィンランドでは、よりその子に合わせた教育が社会全体で行われていました。日本では、どのように特別なニーズのある子どもを支援しているのか疑問に思っていましたが、最近調べてみると、サービス自体は存在しているけど、サービスの存在を知らない実態があることを感じました。自分の1つの役割として、「子育て」の情報発信をしていきたいと思いました。
最後にオススメの発達ナビのサービスを紹介して終わります。
本日のブログでは、「意外と知らない放課後等デイサービスの魅力」について、沖永良部の3者連携の支援体制を学んだことをまとめて見ました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。