フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

第2弾:フィンランドスタディキャンプ6日目

いよいよ日本文化のワークショップ当日!!!

f:id:hamu-cute120:20180926184337p:plain

 

Iisalmiの学校現場をプレスクールから小中高等学校・専門学校まで見学して多くのことを学んできました。そして今日が大きなアウトプットの場となりました。

 

このフィンランドスタディキャンプでは、アウトプットの場として小学校で日本文化のワークショップを行います。

 

なぜ、ワークショップをするのか???

 

① フィンランドの学校現場に一番に還元できることであるから。

このワークショップを現場の先生・子どもたちはとても楽しみにしています。私たちは、フィンランドの学校現場のカリキュラムの一部を日本文化のワークショップの場として頂いて、授業を行います。フィンランドでは、価値のあるものは積極的に取り入れてくれるので、私たちの日本文化の授業には、大きな期待がかかっています。このワークショップが日本の学生とフィンランドの学校を繋ぐ大きな役割を果たしています。

 

② フィンランドで大事にしている教育観を教師として即実践。(アウトプットの場)

このワークショップがあるのは、フィンランドで学校現場を見てきた最終日周辺に行います。それまでに、プレスクールから専門学校までを体系的に見てきて、日本の教育観という枠を超えて、「子どもにとってより良い教育」とは何かを、思考するようになってきている状態です。この一番思考が高まっている時に、現場で教師として実践するからこそ、これまでに考えたことのなかった授業を実践することができます。参加者の中には、教師を志す人も沢山います。この場がその人の授業感を変える大きなきっかけになることを願っています。

 

③ フィンランドの小学生と授業を通して、直接関わることでより子どもについて知るため。

授業見学だけでは見えてこなかった子どもの姿を授業では沢山感じることができます。例えば、教師の言葉かけ一つで子どもの反応は大きく変わるし、発達段階によっても大きく異なります。また、フィンランドの学校現場ではインクルーシブ教育を積極的に取り入れていたり、外国籍の子どもが同じ1つの教室で学んでいることが多いです。その中で私たち教師はどのようにフォローし、どう子ども同士を繋ぐのか、或いは全ての子どもの学びを保障するためには、どんな資源が必要なのか。教師として子どもと関わるからこそ、これまで見えてなかったものを再発見することが出来ます。

 

実際のワークショップの様子

 

マリメッコチーム

f:id:hamu-cute120:20181021120631j:plain

 

アクティビティ:紙飛行機でギネスにチェレン

目的:Introducing Japanese traditional origami culture, and making the trigger for children to have interests for foreign countries’ cultures.

実際の様子:

授業中は、日本人の先生の周りに子どもたちが集まり、一生懸命に折り方を聞いていました。会話は英語も日本語も通じないけど、一生懸命お互いに思いを伝えあいながら、心で意思疎通をしていました。私たちにとっても、フィンランドの子ども達にとっても、心とジェスチャーでコミュニケーションを交わして通じ合ういい経験になったと思います。

授業後は、紙飛行機を飛ばして学校中で遊んでいました。また、プレゼントで貰った新聞紙で作った兜を身につけて、遊んでいました。

 

 

ムーミンチーム

f:id:hamu-cute120:20181021120804j:plain

 

アクティビティ:四季の塗り絵

目的:日本とフィンランドの四季の文化を比較することで、相違点に気付き、異文化に興味を持てるようになる。

実際の様子:

色塗りをすると、面白い発見が多くありました。日本で人の髪の毛を塗ると、必ず黒か茶色で塗ります。しかし、フィンランドの子どもたちは緑やピンクなど様々な色で髪の色を塗っていました。改めて周りを見渡すと、子どもたちの紙の色は、皆それぞれ。校長先生の話にもありましたが」、基本的にフィンランドの学校には校則が存在しません。また、桜の木の色は、ピンク色で塗っている子がいて、驚きました。

 

③サウナチーム

f:id:hamu-cute120:20181021120821j:plain

 

・アクティビティ:箸でものを掴むゲーム

・目的

ゲーム形式で遊びながら日本の文化を学ぶことで、日本の魅力をたのしく知ってもらい。また、この授業を通して日本に対して理解を深めることでお互いの国の架け橋となってほしい。

・実際の様子

授業中は、子どもたちにとっては挑戦の場です。中には、箸が持てずに泣き出してしまう子もいました。ここでも発見がありました。フィンランドの子どもたちの競争に対する考え方です。日本の子どもたちに競争を求めると、全員が同じ条件で始めて、少しでも条件が違ったり、ずるをする子がいると喧嘩が始まります。しかし、フィンランドでは、競争をさせても、喧嘩が起きるどころか、終始穏やかな雰囲気です。中には競争中に助ける子も・・・。フィンランドの子どもたちは、人と比べるよりも、過去の自分と比較することを大事にしています。

授業後は、昼食だったので、子どもたちは箸でご飯を食べていました。初めて使う箸にテンションが上がり、楽しそうにご飯を食べていました。学んだことを即実践!!!素晴らしいですね!!!

 

日本文化のワークショップを終えて先生方より沢山のお礼の言葉を頂きました。

 

以下校長先生より

 

『Please, tell best wishes to all your group and many many thanks for this day!

Students and teachers were very happy for your visiting and work shops.

I wish if they are sometimes coming back to Finland, they could be longer time in Iisalmi. So then we can do also something else than only teaching and being in school. 』

 

このワークショップでは、私たちの学びはもちろん現地の子供たち、先生方が何より楽しみにしてくれています。子どもたちは普段の生活では経験できない、日本の文化を直接体験したり、実際に日本人との関わりを通じて外国の人とコミュニケーションをとる素地を養っています。今後もワークショップを通じて現地の子どもたちに『日本の魅力』を伝えていきたいと思います!!!

 

午前11時18分 学校出発

 

f:id:hamu-cute120:20181021120910j:plain

*ワークショップを終えると分かれも名残惜しくなります( ;∀;)

 

ワークショップを11時15分に終えたチームもありますが、電車の時間の関係で早めに学校を出発します!学校からホテルに向かうバスの中では、心地よい達成感の雰囲気に包まれていました!現地の人も私たちもHappyになれるこのワークショップの成功は、参加者の想いにかかっています。

 

第1回から第2回にバトンが繋がれ、第3回にバトンが繋いでいきます!!

第1弾 スタディキャンプ(2018.2)

f:id:hamu-cute120:20181021121150j:plain

         ↓

第2弾 スタディキャンプ(2018.9)

f:id:hamu-cute120:20181021120959j:plain

Iisalmi最後の集合写真!!! 

 

午後 13時 電車移動

再びIisalmiからHelsinkiまでの500kmの旅が始まります。たった4泊5日の滞在でしたが、来た人が皆んなHappyになれる、また帰ってきたいと思える町です。

 

電車の中では人生について語ったり、教育について語ったり、眠ったり、ゆったり過ごしました。

 

18時 ヘルシンキホテルに到着

ワークショップを終えた達成感からか、この日はホテルのディナーを頂きました。1人20€で最高のディナーを頂けました。

 

f:id:hamu-cute120:20181021121545j:plain

 

そして、ディナーの後はフィンランドでこのスタキャンでとても大事なサウナに入りました。そのサウナの中で話したのが、

 

『このまま終わりたくないよね。』

『もっとアウトプットをしたい。』

『この12人で集まるのは最後の夜だから、もっと皆んなの事を知りたいし、教育について語りたい。』

 

そんな思いが溢れ出て来ました。そして、皆んな同じ思いでした。このキャンプの主体は参加者です。参加者の素直な思いを形にしていくことを大切にしています。

 

そして、早速22時30分より12人が男子部屋に集まり、語る会が始まりました。

 

午後22時30分 語る会

f:id:hamu-cute120:20181021121758j:plain

12人が集まると、語る会を進めるにあたっても色々なアイデアが出てきます。

これまで、ワークショップを企画してきた人が数人いたので、そこでしていたことを取り入れて語る会を進めていきました。

 

①チェックイン

今の率直な気持ちを共有して徐々にワークに気持ちをシフトしていきました。

『充実感』『寂しい』『眠い』『ワクワク』

『皆んなともっと話したい』

率直な気持ちを共有することで、相手の状態を知り、温かい安心した雰囲気ができました。

 

②話したいテーマを挙げて、グルーピング

・教育について

部活動の在り方、モチベーションの低い子どもの動機付け、教員の多忙、社会教育等

・自分や今後の進路について

 

③グランドルール決め

・相手を否定しないこと

・率直であること

・???

グランドルールを決めることで、安心した雰囲気が更に生まれました。

 

④分科会のような形で語る会スタート

ここで、大事にしたことが自由なスタイルです。

 

この日は2時位まで語り、ようやく就寝。

この12人のメンバー全員で一緒に過ごす夜はもう二度と来ないこないでしょう。

でも、この12人全員で話したことは、きっと全員の記憶には刻まれました。

一瞬一瞬を大切に、残りの12人での時間を大切にしたいと私自身も感じました。

 

明日はフィンランドの附属学校を訪問します。これまで見て来たIisalmiの田舎の学校との比較が出来ることを楽しみにしています。

 

ではでは、ヘイッパ!!! 

 

第2弾:フィンランドスタディキャンプ5日目

いよいよスタディキャンプも5日目を迎えました。

 

これまで、フィンランドのプレスクール、小学校2校、中学校、高等学校を

見学してきました。本日は、中学卒業後に半分の生徒が進学する職業専門学校を

訪問します。そこでは、フィンランドの生徒がどのような環境で、将来の意思決定を

しているのか真相に迫ります!!!

 

このツアーもいよいよ後半戦のスタートです!!!Time fries!

f:id:hamu-cute120:20180924215042j:plain

専門学校に入ると、待っていたのはこの展示「ようこそ」です!!!

この専門学校では、ビジネスを学ぶコースがあり、そのコースの生徒が作って

歓迎してくれました!!!

 

(専門学校の特長)

・中学を卒業した50%の生徒が通う職業専門学校

・職業資格専門学校、専門職業資格、上級職業資格を取得可能

・10年生の教育

・移民の教育

・100の資格を1つの学校で取得できる

 

午前 専門学校1校目訪問

午前8時 専門学校に関するレクチャー

 

f:id:hamu-cute120:20180924221310j:plain

専門学校の理事の方と専門学校について質疑応答

(ここでの学び)

① 生涯学習と学費について

専門学校では、16歳から60歳までの人が同じ教室で学んでいることもあります。何歳になっても学び直せる環境、価値観があるのがとても魅力だと感じました。また、学費に関しては、何歳から有料とかいう決まりはないですが、約大学を卒業する年齢までは無料で学ぶことが出来ます。(就職していなかったら無料等)また、働きながら学校に通い、資格を取り、次のキャリアに進めることができるのも魅力だと思いました。

 

② コースの選択について

フィンランドの専門学校では、進学後もコースを柔軟に変更することができます。例えば、最初はヘアーデザインのコースを専攻していたが、途中でビジネスのコースに移ることも可能です。この専門学校では100以上の資格が取れるため、進学後も「自分が何をしたいのか」と向き合いながら、進路を再選択することができます。

 

③ 先生と生徒の評価制度について

・生徒の評価制度

専門学校では、個別にカリキュラムを作成しています。なので1000人の生徒がいれば、1000通りのカリキュラムが存在します。そして、評価方法なのですが、担当の先生が1人で評価をするのではなく、生徒を受け入れた企業の担当した人も生徒も評価します。

・先生の評価制度

先生の評価制度が存在します。生徒は先生を評価して、生徒のフィードバックに応じて改善のための会議も行われます。また、場合によっては担当の先生を変えることもあります。生徒の学びを第一に保証しているのが分かりました。

 

午後9時 学校ツアー

数多くあるコースの一部を見学しました。

f:id:hamu-cute120:20180924223243j:plain

 (工業系のコースを見学)

建築系や工業系の機械が多く置いてありました。私たちが訪れると、機械について親切に教えてくれました。

f:id:hamu-cute120:20180924223429j:plain

(ヘアーデザイン見学)

一斉授業ではなく、個別でYouTubeを見ながら学んでいました。

実際にここでは、予約制で髪を切ることもできます。 

 

午前10時 移民の語学教育を見学

f:id:hamu-cute120:20180924223514j:plain

フィンランドでは、移民、難民の受け入れを行っています。

主にここに通っている生徒は、結婚してフィンランドに移住してきた人、

難民としてフィンランドに来た人たちでした。

フィンランド語を学ぶコースは大きく2つ(基礎と応用)ありました。

 

(語学を学ぶ目的)

・移住してきた人も語学を習得して、働けるようにするため(納税者の育成)

・コミュニティを形成するため(ライフスタイルの充実)

語学を学ぶことで、その国で生きやすくなります。私自身も、これまでの経験から語学は「生きていくため」に学ぶのが一番の理由だと感じています。もし、その国の言語が話せなかったら、情報も入りにくく、あらゆるコミュニティに属することも難しくなります。語学を習得すれば、働くことも可能になります。フィンランドでは、移住してきた人も貴重な労働力として捉えており、無料で語学を学べる機会を提供していました。

 

午前10時半 10年生の教室見学

f:id:hamu-cute120:20180924225633j:plain

専門学校では10年生の受け入れも行っています。

(10年生とは?)

成績が不本意であったり、希望する高校に進学できなかった生徒が、自分の意志で10年生に進級することができます。最大で1年間在籍することができて、在籍期間は生徒自身が決めることが出来ます。10年生を終了した生徒は、職業専門学校では1年間飛び級が出来たり、普通高校に入学しても単位制のために早ければ2年で卒業が出来るので10年生をしても、不利になることはありません。

また、10年生の在籍期間に、職業専門学校の様々なコースを体験することが出来、自分の選択したいコースをゆっくり決められることも魅力の1つです。

日本で中学校に4年間通う生徒は、「落ちこぼれ」とみなされるかもしれませんが、先生に聞いたところ、10年生は少しも恥ずかしいことではない、という答えが返ってきました。 

 

午前11時30分 写真撮影

私たちのことを温かく迎え入れ、半日面倒を見てくれた先生と写真を撮りました。

f:id:hamu-cute120:20180924225800j:plain

 フィンランドスタキャンも1回、2回と重ねるごとに現地の先生との信頼関係が構築され、お互いに再会することが楽しみになってきています。来年の2月に再会を約束しました。

 

午後 専門学校2校目訪問

 

午後12時 昼食@専門学校

お腹もすいて、早速専門学校2校目でランチタイム!!!!

小中学校と異なり、ランチの質も上がりました。

生徒はもちろん無料でランチを食べることが出来ます。

 

f:id:hamu-cute120:20180924230704j:plain

先生と一緒にランチを頂きました。

f:id:hamu-cute120:20180924231101j:plain

 本当にどの学校でも私たちのことを温かく受け入れてもらっています。現地の先生方に感謝の気持ちで一杯です。

 

午後13時 授業見学スタート

 

f:id:hamu-cute120:20180924231305j:plain

(介護を学ぶコース)

このコースで学んでいた年齢層も20歳から40歳と年齢層に幅がありました。また、印象的だったのは、年齢が20代後半の生徒で、最終学歴が高等学校で、その後空白の期間(約5年)があって、看護師を目指し始めた生徒が複数いたことです。日本だと、大学を卒業するとすぐに仕事を決めて働かないと、就職に不利になることが多いです。何歳になっても自分の就きたい仕事に向けて学べ、再就職できる環境があることを改めて感じました。

f:id:hamu-cute120:20180924231726j:plain

(ビジネスを学ぶコース)

入口に「ようこそ」の飾りつけをしてくれた生徒たちです!!

f:id:hamu-cute120:20180924231758j:plain

(一緒にロシア語の授業を受けました。)

 

午後14時 ティータイム

 新しい学校を訪れるたびに、美味しいフィンランドのスイーツで「おもてなし」をしてくれます。

f:id:hamu-cute120:20180924231423j:plain

 

そして!!!なんと!お土産まで頂きました!!!

f:id:hamu-cute120:20180924231501j:plain

こちらは、チョコレートに似たコップです。(笑)

 

最後は、先生方と一緒に記念撮影をしました。

f:id:hamu-cute120:20180924231642j:plain

学校現場での一つ一つの出会いが本当に素敵なもので、ここで得た学びを必ず日本の社会、教育、これから出会う子供たちに還元していこうという思いが強くなります。

今日の一番の学びは「フィンランドには、生涯教育が根付いていて、何歳になっても学べる環境があるということでした。そして、学べる環境が整っているからこそ、生徒は自らの意志で選択(モチベーション)し、歩んでいく必要があることを学びました。」

 

18時 リフレクションタイム

毎晩18時から1時間、その日の学びを振り返る時間を設けています。この時間が一番学び、発見が多い時間と言っても過言ではないです。12人が12個の視点で1日学校見学を行います。リフレクションでは、自分がその日に学んだ12倍の学びを得ることができます。5日間の学校見学で60日分の学びが得られるのは、この時間があるからです。12人が主体的に学ぶからこそ、このスタキャンには大きな価値が生まれます。

f:id:hamu-cute120:20180926103733j:plain

この時間はスイッチが入ります。

 

19時 フリータイム

この日の夜はIisalmiでベスト3に入るレストランで晩御飯を食べました。4人で5つのメニューを頼み、シェアをしました。値段も1人当たり20€前後で、お腹も心も満たされました。

f:id:hamu-cute120:20180924231856j:plain

私たちの数えきれない思わぬ言動にも温かく対応して、最高のサービスをしてくれた

店員さんです!!!

f:id:hamu-cute120:20180924231915j:plain


明日はいよいよ学校現場での日本文化のワークショップです!!!

子ども達も先生も私たちのワークショップを心から楽しみにしています!!!

明日は頑張るぞ!!!!













































































 

第2弾:フィンランドスタディキャンプ4日目

午前7時…私たちの1日は始まります。(眠)

 

f:id:hamu-cute120:20180923232955j:plain

(中学校の校舎)

 

フィンランドは、9月でありながら、外は10度前後で肌寒いです。

(9月にフィンランドに来る際は、温かい服装が必須です!!!)

 

昨日は、プレスクールと小学校2校を訪問しました。

6歳から12歳までの教育現場の大きな特徴としては、

「個に応じた、比較的自由な教育」を行っていることです。

 

日本だと「集団の中で個を育てる教育」が軸になっていますが、

フィンランドでは「個に応じた教育」が軸になっています。

ここに大きな違いがあります。

 

*個に応じた教育の例

・算数の授業では、習熟度に合わせて個別学習を行っている。

(各々が異なる教科書のページを開いて学習している。)

・支援が必要な子どもには、少人数教室や個別指導を行う。

(子どもの人数に応じてではなく、支援が必要な子どもの数に応じて教員を配置している。) 

 

*自由な教育の例

・姿勢を正して先生の話を聞く時間と子どもがアクティブに学ぶ時間が設けられている。アクティブに学べる時間では、生徒は自由に学ぶ場所を選択したり、自由に子ども同士で学び合いを行っている。

・技術の時間では、子ども自身が作りたいものを自由に選択して作成している。

(国家カリキュラムで定められている。)

 

「個に応じた、比較的自由な教育」を行っていた小学校と比較して、

中学校・高等学校でどのような教育を行っているのか?

 

このスタキャンで話題になっているテーマを2つ紹介します。 

 

①進路選択について

今年、フィンランドの幸福度は世界一に躍り出ました。その理由の一つとして「自分のやりたいこと」を職業として選択できていると仮説を立てました。日本との進路選択の大きな違いは、中学卒業後の進路選択です。日本では、8割の生徒が普通科の高等学校に進学しますが、フィンランドでは50%の生徒が普通科の高校に、そして残りの50%が職業専門学校に進学します。つまり、生徒は中学卒業時に、大きな進路選択に迫られます。どのようにして生徒は進路選択(意思決定)をしているのか、生徒にとって、早い進路選択は負荷に感じていないのか?等

 

②英語教育について

フィンランドでは多くの人が英語でコミュニケーションを取れる英語力を身につけています。しかし、昔はフィンランドでも、学校での英語の授業は文法が中心にあり、英語を話せる人は多くありませんでした。しかし、近年英語教育の改革が行われ、若い世代になると、多くの生徒が英語を話すことが出来ます。小学校段階では、あまり話せなかった子供が、中学校・高等学校でどのような授業を受けて、どのようにコミュニケーションとしての英語力を身につけたのか?

 

では、早速学校現場に入っていきます。

 

朝8時 中学校訪問スタート

 

職員室に入ると、テーブルに飲み物とフィンランドのスイーツが並べてあり、

温かく私たちを迎えてくれました。

f:id:hamu-cute120:20180923231342j:plain

 最初に職員室で、フィンランドの教育と中学校の教育の特長について

レクチャーを受けました。

 

(中学校の特長)

・Iisalmiで唯一の中学校(7-9年生)

・全校児童約600人(1クラスの規模は20人前後)

・学校は15時には全て終わる。(先生も15時に帰宅)

・全ての教室に電子黒板、プロジェクター完備(100%電子教科書使用)

 

更に中学生が私たちの質問に対して、リアルに答えてくれました。 

 

8時30分 学校ツアースタート

 

中学生3人が私たちを2グループに分けて、学校を案内してくれます。

f:id:hamu-cute120:20180923232701j:plain

(授業の様子) 

9時00分 授業見学

主に見学したのは、英語、キャリアガイダンス、宗教、健康教育、美術です。

 

(中学校での学び)

① 進路選択について

・自分の長所を考える授業〈通年〉

・職業について調べてプレゼンを行う授業〈中学1年〉

・年に1回(2週間)の職業体験〈通年〉

・高校・専門学校の先生が授業に来て説明会の実施〈中学3年〉

(クラス単位でワークショップ形式)

・個別での面談〈通年〉

 

中学校卒業段階で、普通科の高校か職業専門学校に進学するかの大きな進路選択があるからこそ、 将来について考える機会が多くありました。

 

(日本との大きな違い:職場体験の在り方)

生徒は、中学1年次に、現在の職業についてグループに分かれて調べる時間があります。それを元に、生徒は自分が興味のある職業を決めて、生徒自身で職場に電話を行い、アポをとります。生徒は2週間、職場で仕事を経験するだけではく、現場で働く人にインタビューを行います。これらの経験を通して自分と向き合い、卒業後の進路を少しずつ考えていきます。

 

(実際の生徒の声)

キャリアガイダンスの授業の中で、実際に進路選択を行う時期である中学3年生と交流する時間がありました。その中で、中学生と「将来の進路」について対話を行いました。これだけ、3年間の中で自分の将来と向き合う時間が合ったので、自分のやりたいことを見つけている生徒が多いと思っていました。しかし、実際に中学生と話をしてみると、4割の子は進路選択は決まっておらず、更に殆どの生徒は将来どんな職業に就きたいのかが決まっていませんでした。

 

ここで感じたことは、学校がどれだけ「自分の将来と向き合う機会」を提供しても、生徒は将来について悩むということです。やはり、大事なことは学校が機会を提供するだけでなく、一番に必要なのは、「生徒自らが自分の人生を切り拓くこと。」
つまり、モチベーションである。(参加者の振り返りより)

*ここに関して深く考察をしているブログを紹介します。


note.mu

 

② 英語教育について

フィンランドは質の高い教育の機会均等が保障されています。そんなフィンランドでも、都会の学校と田舎の学校の生徒の英語力を比べると格差を感じる場面がありました。都会の学校の子どもだと、5.6年生になると、日本の大学生位英語を話すことができます。しかし、田舎の学校になると、日本の中学生位の英語力です。授業の方法、先生の質は同じでありながらも、日常生活の中で英語を使う機会があるかないかで、英語力に差が出てくるのは分かりました。

 

(日本の英語事情との違い)

・英語に対する必要感

フィンランドでは、英語を「国家・自分が生きるため」に学びます。フィンランドは人口が500万人という少人数の国家です。その中で国家を発展させるためには、他国との協働が必須になることを生徒も理解しています。その時に使用する言語が英語になります。また、フィンランド語を話す人口を考えると、文献の数も限られてきます。このようにフィンランドでは、英語を学ぶ必要感が高い傾向があると感じました。

・週2時間の単位時間数の多さ(日本だと週1時間)

フィンランドでは、小学2年生から4技能のバランスの取れた授業を週2時間行います。

・英語の授業は修士号を取得している専科の先生が行う(日本はクラス担任)

・テレビでの英語番組の多さ

テレビ番組の半分がフィンランド語が字幕のテレビ番組で、人々は日常の中で英語を聞きなれています。

・授業の中でスピーキングがバランスよく取り入れられている

日本だと、読み書きに偏る授業になりがちですが、フィンランドでは、毎時間スピーキングの時間が取り入れられます。「できる・できない」も大事ですが、英語は「使う」ためにあることを授業を通して必要感を高めているように感じました。

 

③ 支援が必要な児童の対応

・テンパリさんの存在。

クラスの中には、必ず支援が必要な子どもがいます。もちろん、特別に支援が必要な生徒には特別支援の先生がつきますが、どの生徒にも気持ちが不安定になる時期があります。そんな時に対応するのが「テンパリさん」です。テンパリさんは、精神的に不安定な子どもに対して、「精神的に不安なのには必ず理由がある」と考え、その生徒と向き合います。担任の先生が1人で抱え込むのではなく、教職員全体で一人の生徒をサポートする体制がありました。

 ・児童主体で補習授業を受けることができる。

生徒の中には、授業についていけなくなる生徒が必ず出てきます。その場合、教科に応じて、生徒が補習授業や個別指導を選択することができます。フィンランドでは、ボトムアップの教育を大事にしているのが分かります。

④ 自由選択科目の存在

(自由選択科目とは???)

Optional subjects are subjects every 7th grader chooses for 8th and 9th grade,

everyone chooses three from a long list of options, there are languages, art, handicraft,

sport, computer science, home economics, music, self expression etc etc. Every optional

subject is 2 hours per week, so together three subjects is 6 hours and they last the same

subjects two years.

 

生徒は3年間、自分が好きな科目を選択して学びを深めることができます。日本だと、全ての生徒が同じ教科を同じ時間だけ学びます。一人一人が「好きなこと」を学べる環境有れば、他者との違いを認め合えたり、自分の好きなことを見つけ、深められる本来の学びが出来るのではないかと感じました。実際に自由選択科目の時間の生徒の表情はとても輝いていました。

 

10:45 昼食

義務教育である中学校も生徒は無料で給食を食べることができます。

f:id:hamu-cute120:20180924002244j:plain

 

中学校視察を終えて、一息つく間もなくこの町唯一の高等学校に向かいます。

 

午後 高等学校視察

(高等学校の特長)

・Iisalmiで唯一の高等学校

(50%の生徒が普通科の高校に進学、残りの50%は職業専門学校に進学)

・卒業試験がある。合格しないと卒業できない。

・授業は自由選択科目と必須科目がある。(日本の大学と同じシステム)

 

13時 展望台へ

f:id:hamu-cute120:20180924205452j:plain
展望台に向けて永遠に続くらせん階段を登ります。

f:id:hamu-cute120:20180924205611j:plain

 展望台到着!!!

f:id:hamu-cute120:20180924205641j:plain

Iisalmiを一望できます!!!

f:id:hamu-cute120:20180924205712j:plain

 記念撮影!!!パシャリ!!!

 

14時 フィンランドの高等教育のレクチャー

 

現職の高校の先生にフィンランドの教育についての講義を受け、質疑応答をしました。

2020年から大きな教育改革がフィンランドでも行われます。そのことについても、現場の生の声を聞けました。

 

15時 高等学校の先生との交流

 

職員室に入ると、再び!!!テーブルに飲み物とフィンランドのスイーツが並べてあり、温かく私たちを迎えてくれました。1日中食べてお腹いっぱいです!!(笑)

f:id:hamu-cute120:20180924210004j:plain

 

 こうして充実した長い1日が終わります!

ここからは自由時間です!!!

 

このスタディキャンプでは、自由な時間をとても大事にしています。

 

「ゆっくり考える自由な時間こそ、人は考えることができます。」

 

フィンランドで大事にされている価値観です。

放課後は、町で美味しいご飯を食べたり、遊具で遊んだり、買い物をしたり、地域のスポーツ少年団を見学したり、寝たり、ゆっくり対話をしたり、サウナに入ったり・・・

 

各々が自由に過ごします。

 

明日は専門学校を見学します!!!

 

 

ナハダーン!!!モイモイ!!!

 

 

 

 

 

 

第2弾:フィンランドスタディキャンプ3日目

 

いよいよメインの学校現場視察が始まりました。

本日訪れた学校現場は次の2つです。

 

①昨年オープンした新設の学校(プレスクール・小学校)

f:id:hamu-cute120:20180917054028j:plain

*2月の写真

・昨年の夏にリニューアルした新設校。

・全校児童は120名(2学年で複式学級を取り入れている。)

(校舎は木で作られており、フィンランドで一番大規模な新聞にもクリーンな学校として取り上げられた。)

・子どもが自分で学ぶ場所を選べる環境が整っている。

・プロジェクト学習を多く取り入れている。

(*年度末の例:薬物についての授業では、on line上でペアで資料作成、音楽ではグループで作詞作曲し演奏、技術家庭では自分で作りたい作品を自身で決め作成等。

〈5か月のプロジェクト〉)

・ICT機器を多く取り入れてセルフラーニングを実践中。

 

②モンテッソリー教育を実践している小学校

f:id:hamu-cute120:20180917054211j:plain

*1.2年生のモンテッソリー教育を実践している教室

全校児童200人程度 

・特別支援学校の役割も担っている。(インクルーシブ教育推進校)

・1.2年でモンテッソーリ教育を1クラスで取り入れている。             (モンテッソーリ教育の幼稚園との連携のため)

・音楽を専門に学べるクラスがある。(3年生から)

 

*以下モンテッソリー教育についての情報

sainou.or.jp

 

午前中は、新設の小学校を訪問しました。

最初に校長先生から、Iisalmiの教育と学校についての説明を受けました。

 

f:id:hamu-cute120:20180917054256j:plain

 

・英語教育について(小学2年から週2時間必須)

・プレスクールについて(6歳からの1年間通うことが必須)

・学校の歴史等

 

その後は小学4年生による学校案内ツアーです。Google翻訳ジェスチャーを用いて

一生懸命学校の設備を案内してくれました。

 

f:id:hamu-cute120:20180917054618j:plain

ここからは、学校の設備を紹介します。

設備を設置する際に、大事にしていることは、

「子どもの学びを保障できる空間・環境作り」です。

f:id:hamu-cute120:20180917055246j:plain

教室にはソファが置いてあり、安心感があります。

f:id:hamu-cute120:20180917055415j:plain

教室には電子黒板、プロジェクターが完備してあり、授業では、電子教科書が

100%使用されています。

f:id:hamu-cute120:20180917060157j:plain

子どもが自由に学びの場所を選択できる空間①

(グループでプロジェクト学習を行う際によく使われます。)

f:id:hamu-cute120:20180917060247j:plain

子どもが自由に学びの場所を選択できる空間②

(教師と子どもが個別指導をする際によく使われています。)

f:id:hamu-cute120:20180917060307j:plain

子どもが自由に学びの場所を選択できる空間③

f:id:hamu-cute120:20180917060320j:plain

子どもが自由に学びの場所を選択できる空間④

(算数の時間では、問題演習の時に集中できる環境を生徒自身が選び、各自で学んでいます。)

f:id:hamu-cute120:20180917060745j:plain

子どもについて教員同士で語れる場「職員室」

(休み時間は、デスクワークをするのではなく、教員同士での対話を大切にしています。学校の事だけではなく、家庭のことも話し、率直に話せる信頼関係がフィンランドの職員室にあります。)

 

12時に新設の学校の視察を終えて、午後からは「モンテッソリー教育」を実践している小学校を訪問しました。

*バスが2分早く出発して、乗り遅れるハプニングがありましたが、校長先生の協力により、無事に車で送ってもらい学校に到着できました。

 

モンテッソリー教育の目的は、

「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。

また、モンテッソーリ教育は、教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。

f:id:hamu-cute120:20180919054147j:plain

繰り上がりの計算を遊びを通して、体験的に学んでいます。


子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

 

実際にモンテッソリー教育を実践している先生の話の中で、

先生が何度も話していたのが「Students can study by themselves」です。

先生が生徒を信頼し、生徒も先生を信頼しているからこそ、出来る学びだと感じました。

 

そんなモンテッソリー教育を実践している学級の目標がこちらです。

 

f:id:hamu-cute120:20180919050604j:plain

1.Be kind to people

2.study hard

豊かな人間性を育むことと、一生懸命に学ぶことです。

どちらも日本の教育で大事にされていることです。

 

日本の現場と異なるのは、

1.少人数であるため、子ども同士で家族のような人間関係が構築されていること。

2.公教育の中で、子ども一人一人に合った学びを保障していること。これにより、子どもの学ぶ意欲が高まっていること。

 

また、クラスの中で大切にしている言葉が4つありました。

f:id:hamu-cute120:20180919050609j:plain

1.I'm sorry.(過ちを認められる。)

2.Can I help you?(友達を助けてあげられる。)

3.Thank you. (感謝の気持ちが伝えられる。)

4. Here you are.(手を差し伸べられる。)

 

また、これらは生徒だけでなく先生もクラスの中で意識的に行っていました。

例えば、印象的だったエピソードがこちらです。

 

クラスの中に、大声を出している子どもがいました。この時に先生がとった行動は、「静かにしなさい。」ではなくて、「Can I help you?」でした。子どもの問題行動は、何かのサインです。教師が子どもが抱える問題を受け止める姿を、子どもたちは観ています。教師が、困っている子どもに寄り添う姿を見て、子どもも同じようにできるようになります。

 

フィンランドの教師は子どもをほとんで叱ることはありません。

教師は、子どもの問題行動に対して、長期的な目で、多くの選択肢を駆使して

子どもと向き合っています。教師自身が、子どもを指導する際に、「子どもの成長」を願い、多くの選択肢を提示できる力量をもつ重要性を感じました。

 

f:id:hamu-cute120:20180919054310j:plain

スモールステップで子どもの学びをサポートします。

 

この日の学びとして、「子どもの学ぶ権利を保障できる学校作り」に必要な要素は

 

① 教師が子どものことを第一に考えること「子ども主体」

② 教職員全体で1人の子どもを育てる意識を持つこと「チーム学校」

③ 教員同士が語れる場「職員室の在り方」

④ 教師のゆとり「働き方改革

 

全て今の日本の教育現場でも聞いている言葉です。日本の教育をすぐに

大きく変えることは難しいと思いますが、制度を変えなくても、一人一人の考え方を

変えることで、日本の学校現場も「幸せ」になれると感じました。

私は、来年から日本の教育現場で働き始め、職員室に「対話」を生み出し、

子どもが「明日も来たくなる学校」と教師が「生き生きと働ける学校」を一教員として作っていきたいと思いました。

 

PS.放課後の私達

f:id:hamu-cute120:20180919054450j:plain

学校の遊具で全力で遊ぶ写真①

f:id:hamu-cute120:20180919054506j:plain

学校の遊具で全力で遊ぶ写真②

フィンランドの遊具は、子どもが何度でも遊びたくなるように工夫されています。

私たちも放課後に1時間遊具で遊びました。是非フィンランドの恐怖な遊具を体験してみて欲しいです。

 

次は中学校と高等学校を訪問します!!!

 

ヘイヘイ!!!

第2弾:フィンランドスタディキャンプ2日目

 

「ピピピピピ・・・・・」

朝5時に目覚ましが鳴り響き、スタディキャンプ2日目の朝を迎えました。

 

f:id:hamu-cute120:20180913063416j:plain

 

2日目のスタートは、希望者を募ってフィンランドの唯一の

世界遺産であるスオメリンナ島に行きました。

 

日本から到着して1.2日目でしたが、時差ボケにも負けず全員が参加しました。

島までは船で向かいました。

f:id:hamu-cute120:20180913063633j:plain

*船の上から見るヘルシンキ市街の景色は美しいです!!

 

スオメリンナ島に到着したのは朝の7時です。

f:id:hamu-cute120:20180913063501j:plain

 

スオメリンナ島とは?~ヘルシンキ観光局HPより~

 

スオメンリンナの要塞は、フィンランドで最も人気のある名所の1つです。

首都ヘルシンキの中心部から、フェリーで簡単にアクセスすることが出来ます。

もともと群島船団の基地であったスオメンリンナは、フィンランドスウェーデン王国

の一部であった18世紀半ばに構築され、1991年にはユネスコ世界遺産に指定されまし

た。 スオメンリンナには6つの島がありますが、それぞれの島の持つ形が多彩な雰囲気

を醸し出します。友だちとの楽しい週末、静かな夜の散策、ジョギングなど、島のルー

トや場所によって、いろいろなことができる場所です。

 

実際のスオメンリンナ島の写真はこちらです。

f:id:hamu-cute120:20180913063545j:plain

ひょっこりはん

f:id:hamu-cute120:20180913063600j:plain

 *背景に2基の砲台があります。

 

スオメンリンナ島で沢山歩いて、お腹もすいてきました。

朝ごはんは、ホテルのちょっと豪華なビュッフェを食べました。

 

ホテルでご飯を終えて、いよいよ研修先であるIisalmiに電車で向かいます。

f:id:hamu-cute120:20180913063847j:plain

ムーミンチームとサウナチーム

f:id:hamu-cute120:20180913063917j:plain

マリメッコチーム

 

Iisalmiは、首都ヘルシンキから北に500㎞の場所に位置しています。

冬はー30度まで下がり、オーロラを見られることもあります。

 

いよいよ電車の旅が始まります。

電車の中では、日本文化のワークショップの打ち合わせや

人生について語ったり、好きなこと等を語り合いました。

普段の生活では、自分の人生について語ったり、友達の人生について話を

聞く機会はなかなかないと思います。

 

「自分が人生で大切にしていることは何か?」

「自分の人生のターニングポイントは何か?」

「これから何をしていきたいのか?」

 

このスタキャンの最終目標は、

「自身の教育課題に対する帰国後のアクションプランを立案すること。」です。

この時に大事にして欲しいことが、「自分が解決したい問い」なのかという点です。

 

そのための自分や友達の人生と向き合える時間も少しずつ生まれてきています。

 

5時間の長い電車旅を終えて、研修先に着きました。

f:id:hamu-cute120:20180913064027j:plain

*Iisalmiで1枚の集合写真

 

首都ヘルシンキとは異なり、人口も少ない静かな町で心もお落ち着きました。

 

夜19時になり、いよいよデンマークから2人の参加者が合流しました。

f:id:hamu-cute120:20180913064112j:plain

*初の12人全員での集合写真

 

2人ともすぐに打ち解けて、更にパワーと深みが増しました。

 

そして初めてのリフレクションタイム。

自己紹介とリフレクションタイムの意義を再確認しました。

 

今回も多様な人が日本全国から集まりました。

 

・「幸福と教育を知る」デンマークツアーを企画・運営した人

・「性教育」を研究するためにデンマークに留学をしている人

・「Youth center」を研究するためにフィンランドに留学している高校生

・ 高校で語学留学をして、将来は文部科学省で勤めたい人

・ 舞台を極め、将来は長野県の英語教育を改革したい人

・ 高校生のキャリア教育、場づくりに強く関心があり国内で実践している人

・ 将来教師を志している人

 

ここでは書ききれない多様な素敵な人が集まっています。

これだけ多様性があるグループであるので、同じ景色を見ても、

ひとりひとり見方・考え方が異なります。

 

明日から、この多様性を活かして、学校見学が始まります。

 

ブログでも参加者の学び・気付きを発信していきます。

楽しみにしていて下さい。

 

それではヘイヘイ!!!

 

 

第2弾:フィンランドスタディキャンプ1日目

いよいよ9月8日土曜日!Beyond schoolが主催する

『教育を極める』フィンランドスタディキャンプ第2弾が始まりました。

 

このキャンプの目的は、

「世界最先端の学校現場を体系的に訪問し、自身の教育課題に対する帰国後のアクションプランを立案すること。」
 この8日間の中では、幼小中高等学校、専門学校を合わせて7校視察を行います。
更に、田舎の学校と都会の学校の比較を行うことも魅力の1つです。

 

15時30分になり参加者が空港に集まってきました。

緊張感と共に安心感が生まれました。

 

f:id:hamu-cute120:20180910051854j:plain
ヘルシンキ空港にて

空港集合組が全員揃い、いよいよホテルに向かいます。

直接出会うのは初めてでしたが、同じ目的があるということで、

すぐに仲良くなりました。中でも印象に残っているエピソードが、入国審査で

英語が全く分からなくて、持っている日本語の書類を出して、入国した話でした。

入国審査では、英語を全く話さなくても入国できることを立証してくれました。

これこそ本物のコミュニケーション能力(笑)

 

f:id:hamu-cute120:20180910051911j:plain

ヘルシンキ空港名物の超が付くほど長いエスカレーター

日本のエスカレーターの長さの5倍、早さは1.2倍です。(体感)

知恵ですぐに恐怖が撮影スポットに変わりました。

 

長いエスカレーターを終えて電車で30分かけてヘルシンキ市内に向かいます。

f:id:hamu-cute120:20180910051916j:plain

*電車内にて自己紹介

電車の中では、初めて会う参加者もいるので、自己紹介を行いました。4人自己紹介をする予定でしたが、1人の話であっという間に時間が過ぎました。このスタキャンでは、フィンランドの教育を学ぶことはもちろん、参加者のこれまでの人生やこれからの人生をどう生きていくのかを、深めていくのも楽しみになりました。

f:id:hamu-cute120:20180910051925j:plain

ヘルシンキ中央駅の正面玄関

いよいよヘルシンキ中央駅に到着しました。日本とは、異なる街並みで、

USJにいる気分」という話も出てきました。 

 

f:id:hamu-cute120:20180910051934j:plain

17時30分にいよいよ8日の集合組が全員揃いました。

明日デンマークから2人加わることを楽しみに待っています。

 

全員が揃ったところで、まずは「ウエルカムパーティ」の会場に向かいます。

会って1日目とは思えないテンションで歩いています!!

f:id:hamu-cute120:20180910051944j:plain

いよいよウエルカムパーティスタートです。

場所は「Konstan Möljä」です。この店では、世界中のガイドブックのトップに

載っており、20€でフィンランド料理をビュッフェ形式で食べることができます。

一般的にあまり美味しいと言われないフィンランド料理ですが、この店では

とても美味しく、安く頂けるのでお勧めです!!!

 

f:id:hamu-cute120:20180910051951j:plain

ビュッフェ形式の中には、トナカイの肉、スモークサーモン、ソルティーサーモン、

肉団子等、フィンランド料理の代表名物を食べることができました。

 

f:id:hamu-cute120:20180910052203j:plain

フィンランド料理を終えて、次はスーパーで買い出しに行きました。

スーパーを訪れても、そこにはフィンランド人が大事にしている「無駄をなくす考え」

や「自分のことは自分でする考え」が取り入れられていました。

例えば・・・

・野菜や果物は必要な分だけを買えるように、測り売りをしていること。

・レジでは、自分で商品をベルトコンベヤーに乗せて、全て乗せ終わった時に仕切りを自分で置くこと。

日常生活の中にも、様々な文化に触れることができました。

f:id:hamu-cute120:20180910052218j:plain

 *宿泊場所のホテルの部屋写真

 

明日は朝5時に起きて、世界遺産であるスオメリンナ島を訪れます。

 

これから始まる8日間がとても楽しみです!!!

 

このブログでは、フィンランド教育の最新事情も伝えていきたいと

考えているので、是非楽しみにしていてください。

 

ヘイヘイ!!!

 

 

 

 

 

島の子ども達にとって大切な居場所を作る in 沖永良部

沖永良部ってどんなところ???

この夏、「夏休み学習塾」のサポートで、沖永良部に渡航しました。

今回の渡航は3度目になります。

初めて沖永良部に行ったのは大学2年の冬でした。

 

「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、

沖永良部に住む人々や子どもたちと出会い、島が好きになりました。

 

そもそも、沖永良部はどこに位置するのか?

 

f:id:hamu-cute120:20180824220633p:plain

沖永良部は、鹿児島本土から南へ536㎞に位置します。

これは、東京から京都までの距離に値します。

このように鹿児島県は南北600㎞に広がる特徴があります。

 

つまり鹿児島県で教員として採用されると、本土だけでなく、

600㎞離れた島での勤務となることもあります。

 

 

これだけ離れた沖永良部はどのようにしていくのか?

 

①船の場合

鹿児島新港から片道17-8時間かかります。

料金は、2等席で最安で12,550円(片道料金)

②飛行機の場合

鹿児島空港から片道1時間半で行くことができます。

しかし料金は33,000円(片道料金)

 

移動手段を知ると、島から本土に出るのにも一苦労なのが伝わってくると思います。

沖永良部には小学校から高等学校までありますが、大学はありません。

 

そのため、沖永良部の子どもたちの殆どは高校を卒業すると島を出ます。

中には島に戻ってくる若者もいますが、殆どは帰ってきません。

 

つまり、島では若い人が減少し、子どもたちは大学生と関わる機会がありません。

「島の子どもたちに大学生と触れ合って欲しい。」

 

色々な想いから始まったのが、NPO法人心音が主催する「夏休み子ども学習塾」です。

 

夏休み子ども学習塾とは???

f:id:hamu-cute120:20180824225745j:plain

 
NPO法人心音の理事長の安徳建二さんが始めた、夏休みや冬休みといった長期休みに、ひとり親や共働き世帯の子どもたちを対象とした無料の学習塾です。
この塾では、島料理のランチ付きで、先生は大学生という“ひと味違う”学習塾。
更には、子どもの居場所となっています。
 

第1弾の記事はこちら↓

www.kyuden-mirai.or.jp


第2弾の記事はこちら↓

 

www.kyuden-mirai.or.jp

 

今回は第3弾です!!!

 

第1弾から実践と振り返りを繰り返し、

今回は「自ら学ぶ子どもの育成」と「一人一人のニーズに合った教育」

を目指しました。

 

「どうやったら子どもが自ら学ぶのか?」

「一人一人のニーズに答えるにはどうしたらいいのか?」

 

ボランティアの学生と現地の学生と毎日思考錯誤しました。

 

また、講師として慶応義塾大学、京都大学の学生が来てくれたので、

子どもたちは、初めての関西弁や、東京での話に興味を示していました。

 

島で生活していると、関西や関東に行ったことのある子どもは少ないです。

子どもたちにとって全国から来る学生の話は特別なものだったと思います。

 

今回は現地で長期で携わっている先生の力もあり、

今までで一番のものが出来たのではないかと感じました。

 

この学習塾が今後も継続して行えるように、私も継続的にこの事業に

関わっていきたいと思います。

 

最後に・・・

この4泊5日間の中で素晴らしい出会いに恵まれました。

一緒に地元のお祭りに参加したり、海に行ったり、岬で夕陽を見たり・・・

沖永良部の魅力を皆で味わえました。

 

 

 

f:id:hamu-cute120:20180824233051j:plain

*沖永良部で一番きれいなワンジョビーチ

 

f:id:hamu-cute120:20180824233059j:plain

*初めて参加した島のお祭り

 

f:id:hamu-cute120:20180824233107j:plain

*最終日のカンボジアの体験報告が記事で紹介されました。

 

f:id:hamu-cute120:20180824232738j:plain

*島キャンに参加した学生と(空港にて)

 

10月に報告会があるので、また再会が楽しみです。