フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

第2弾:フィンランドスタディキャンプ3日目

 

いよいよメインの学校現場視察が始まりました。

本日訪れた学校現場は次の2つです。

 

①昨年オープンした新設の学校(プレスクール・小学校)

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*2月の写真

・昨年の夏にリニューアルした新設校。

・全校児童は120名(2学年で複式学級を取り入れている。)

(校舎は木で作られており、フィンランドで一番大規模な新聞にもクリーンな学校として取り上げられた。)

・子どもが自分で学ぶ場所を選べる環境が整っている。

・プロジェクト学習を多く取り入れている。

(*年度末の例:薬物についての授業では、on line上でペアで資料作成、音楽ではグループで作詞作曲し演奏、技術家庭では自分で作りたい作品を自身で決め作成等。

〈5か月のプロジェクト〉)

・ICT機器を多く取り入れてセルフラーニングを実践中。

 

②モンテッソリー教育を実践している小学校

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*1.2年生のモンテッソリー教育を実践している教室

全校児童200人程度 

・特別支援学校の役割も担っている。(インクルーシブ教育推進校)

・1.2年でモンテッソーリ教育を1クラスで取り入れている。             (モンテッソーリ教育の幼稚園との連携のため)

・音楽を専門に学べるクラスがある。(3年生から)

 

*以下モンテッソリー教育についての情報

sainou.or.jp

 

午前中は、新設の小学校を訪問しました。

最初に校長先生から、Iisalmiの教育と学校についての説明を受けました。

 

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・英語教育について(小学2年から週2時間必須)

・プレスクールについて(6歳からの1年間通うことが必須)

・学校の歴史等

 

その後は小学4年生による学校案内ツアーです。Google翻訳ジェスチャーを用いて

一生懸命学校の設備を案内してくれました。

 

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ここからは、学校の設備を紹介します。

設備を設置する際に、大事にしていることは、

「子どもの学びを保障できる空間・環境作り」です。

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教室にはソファが置いてあり、安心感があります。

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教室には電子黒板、プロジェクターが完備してあり、授業では、電子教科書が

100%使用されています。

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子どもが自由に学びの場所を選択できる空間①

(グループでプロジェクト学習を行う際によく使われます。)

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子どもが自由に学びの場所を選択できる空間②

(教師と子どもが個別指導をする際によく使われています。)

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子どもが自由に学びの場所を選択できる空間③

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子どもが自由に学びの場所を選択できる空間④

(算数の時間では、問題演習の時に集中できる環境を生徒自身が選び、各自で学んでいます。)

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子どもについて教員同士で語れる場「職員室」

(休み時間は、デスクワークをするのではなく、教員同士での対話を大切にしています。学校の事だけではなく、家庭のことも話し、率直に話せる信頼関係がフィンランドの職員室にあります。)

 

12時に新設の学校の視察を終えて、午後からは「モンテッソリー教育」を実践している小学校を訪問しました。

*バスが2分早く出発して、乗り遅れるハプニングがありましたが、校長先生の協力により、無事に車で送ってもらい学校に到着できました。

 

モンテッソリー教育の目的は、

「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てる」ことです。

また、モンテッソーリ教育は、教師(大人)の価値観で一方的に教え込もうとするのではなく、子どもの興味や発達段階を正しく理解し、子どもが触ってみたい、やってみたいと思う環境を適切に用意し、その環境と子どもを「提示」などによって結びつけ、子どもの自発的活動を促します。

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繰り上がりの計算を遊びを通して、体験的に学んでいます。


子どもは、自分で選んだ活動に満足いくまで繰り返し取り組みながら様々な能力を獲得していきます。

 

実際にモンテッソリー教育を実践している先生の話の中で、

先生が何度も話していたのが「Students can study by themselves」です。

先生が生徒を信頼し、生徒も先生を信頼しているからこそ、出来る学びだと感じました。

 

そんなモンテッソリー教育を実践している学級の目標がこちらです。

 

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1.Be kind to people

2.study hard

豊かな人間性を育むことと、一生懸命に学ぶことです。

どちらも日本の教育で大事にされていることです。

 

日本の現場と異なるのは、

1.少人数であるため、子ども同士で家族のような人間関係が構築されていること。

2.公教育の中で、子ども一人一人に合った学びを保障していること。これにより、子どもの学ぶ意欲が高まっていること。

 

また、クラスの中で大切にしている言葉が4つありました。

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1.I'm sorry.(過ちを認められる。)

2.Can I help you?(友達を助けてあげられる。)

3.Thank you. (感謝の気持ちが伝えられる。)

4. Here you are.(手を差し伸べられる。)

 

また、これらは生徒だけでなく先生もクラスの中で意識的に行っていました。

例えば、印象的だったエピソードがこちらです。

 

クラスの中に、大声を出している子どもがいました。この時に先生がとった行動は、「静かにしなさい。」ではなくて、「Can I help you?」でした。子どもの問題行動は、何かのサインです。教師が子どもが抱える問題を受け止める姿を、子どもたちは観ています。教師が、困っている子どもに寄り添う姿を見て、子どもも同じようにできるようになります。

 

フィンランドの教師は子どもをほとんで叱ることはありません。

教師は、子どもの問題行動に対して、長期的な目で、多くの選択肢を駆使して

子どもと向き合っています。教師自身が、子どもを指導する際に、「子どもの成長」を願い、多くの選択肢を提示できる力量をもつ重要性を感じました。

 

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スモールステップで子どもの学びをサポートします。

 

この日の学びとして、「子どもの学ぶ権利を保障できる学校作り」に必要な要素は

 

① 教師が子どものことを第一に考えること「子ども主体」

② 教職員全体で1人の子どもを育てる意識を持つこと「チーム学校」

③ 教員同士が語れる場「職員室の在り方」

④ 教師のゆとり「働き方改革

 

全て今の日本の教育現場でも聞いている言葉です。日本の教育をすぐに

大きく変えることは難しいと思いますが、制度を変えなくても、一人一人の考え方を

変えることで、日本の学校現場も「幸せ」になれると感じました。

私は、来年から日本の教育現場で働き始め、職員室に「対話」を生み出し、

子どもが「明日も来たくなる学校」と教師が「生き生きと働ける学校」を一教員として作っていきたいと思いました。

 

PS.放課後の私達

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学校の遊具で全力で遊ぶ写真①

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学校の遊具で全力で遊ぶ写真②

フィンランドの遊具は、子どもが何度でも遊びたくなるように工夫されています。

私たちも放課後に1時間遊具で遊びました。是非フィンランドの恐怖な遊具を体験してみて欲しいです。

 

次は中学校と高等学校を訪問します!!!

 

ヘイヘイ!!!

第2弾:フィンランドスタディキャンプ2日目

 

「ピピピピピ・・・・・」

朝5時に目覚ましが鳴り響き、スタディキャンプ2日目の朝を迎えました。

 

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2日目のスタートは、希望者を募ってフィンランドの唯一の

世界遺産であるスオメリンナ島に行きました。

 

日本から到着して1.2日目でしたが、時差ボケにも負けず全員が参加しました。

島までは船で向かいました。

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*船の上から見るヘルシンキ市街の景色は美しいです!!

 

スオメリンナ島に到着したのは朝の7時です。

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スオメリンナ島とは?~ヘルシンキ観光局HPより~

 

スオメンリンナの要塞は、フィンランドで最も人気のある名所の1つです。

首都ヘルシンキの中心部から、フェリーで簡単にアクセスすることが出来ます。

もともと群島船団の基地であったスオメンリンナは、フィンランドスウェーデン王国

の一部であった18世紀半ばに構築され、1991年にはユネスコ世界遺産に指定されまし

た。 スオメンリンナには6つの島がありますが、それぞれの島の持つ形が多彩な雰囲気

を醸し出します。友だちとの楽しい週末、静かな夜の散策、ジョギングなど、島のルー

トや場所によって、いろいろなことができる場所です。

 

実際のスオメンリンナ島の写真はこちらです。

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ひょっこりはん

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 *背景に2基の砲台があります。

 

スオメンリンナ島で沢山歩いて、お腹もすいてきました。

朝ごはんは、ホテルのちょっと豪華なビュッフェを食べました。

 

ホテルでご飯を終えて、いよいよ研修先であるIisalmiに電車で向かいます。

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ムーミンチームとサウナチーム

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マリメッコチーム

 

Iisalmiは、首都ヘルシンキから北に500㎞の場所に位置しています。

冬はー30度まで下がり、オーロラを見られることもあります。

 

いよいよ電車の旅が始まります。

電車の中では、日本文化のワークショップの打ち合わせや

人生について語ったり、好きなこと等を語り合いました。

普段の生活では、自分の人生について語ったり、友達の人生について話を

聞く機会はなかなかないと思います。

 

「自分が人生で大切にしていることは何か?」

「自分の人生のターニングポイントは何か?」

「これから何をしていきたいのか?」

 

このスタキャンの最終目標は、

「自身の教育課題に対する帰国後のアクションプランを立案すること。」です。

この時に大事にして欲しいことが、「自分が解決したい問い」なのかという点です。

 

そのための自分や友達の人生と向き合える時間も少しずつ生まれてきています。

 

5時間の長い電車旅を終えて、研修先に着きました。

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*Iisalmiで1枚の集合写真

 

首都ヘルシンキとは異なり、人口も少ない静かな町で心もお落ち着きました。

 

夜19時になり、いよいよデンマークから2人の参加者が合流しました。

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*初の12人全員での集合写真

 

2人ともすぐに打ち解けて、更にパワーと深みが増しました。

 

そして初めてのリフレクションタイム。

自己紹介とリフレクションタイムの意義を再確認しました。

 

今回も多様な人が日本全国から集まりました。

 

・「幸福と教育を知る」デンマークツアーを企画・運営した人

・「性教育」を研究するためにデンマークに留学をしている人

・「Youth center」を研究するためにフィンランドに留学している高校生

・ 高校で語学留学をして、将来は文部科学省で勤めたい人

・ 舞台を極め、将来は長野県の英語教育を改革したい人

・ 高校生のキャリア教育、場づくりに強く関心があり国内で実践している人

・ 将来教師を志している人

 

ここでは書ききれない多様な素敵な人が集まっています。

これだけ多様性があるグループであるので、同じ景色を見ても、

ひとりひとり見方・考え方が異なります。

 

明日から、この多様性を活かして、学校見学が始まります。

 

ブログでも参加者の学び・気付きを発信していきます。

楽しみにしていて下さい。

 

それではヘイヘイ!!!

 

 

第2弾:フィンランドスタディキャンプ1日目

いよいよ9月8日土曜日!Beyond schoolが主催する

『教育を極める』フィンランドスタディキャンプ第2弾が始まりました。

 

このキャンプの目的は、

「世界最先端の学校現場を体系的に訪問し、自身の教育課題に対する帰国後のアクションプランを立案すること。」
 この8日間の中では、幼小中高等学校、専門学校を合わせて7校視察を行います。
更に、田舎の学校と都会の学校の比較を行うことも魅力の1つです。

 

15時30分になり参加者が空港に集まってきました。

緊張感と共に安心感が生まれました。

 

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ヘルシンキ空港にて

空港集合組が全員揃い、いよいよホテルに向かいます。

直接出会うのは初めてでしたが、同じ目的があるということで、

すぐに仲良くなりました。中でも印象に残っているエピソードが、入国審査で

英語が全く分からなくて、持っている日本語の書類を出して、入国した話でした。

入国審査では、英語を全く話さなくても入国できることを立証してくれました。

これこそ本物のコミュニケーション能力(笑)

 

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ヘルシンキ空港名物の超が付くほど長いエスカレーター

日本のエスカレーターの長さの5倍、早さは1.2倍です。(体感)

知恵ですぐに恐怖が撮影スポットに変わりました。

 

長いエスカレーターを終えて電車で30分かけてヘルシンキ市内に向かいます。

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*電車内にて自己紹介

電車の中では、初めて会う参加者もいるので、自己紹介を行いました。4人自己紹介をする予定でしたが、1人の話であっという間に時間が過ぎました。このスタキャンでは、フィンランドの教育を学ぶことはもちろん、参加者のこれまでの人生やこれからの人生をどう生きていくのかを、深めていくのも楽しみになりました。

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ヘルシンキ中央駅の正面玄関

いよいよヘルシンキ中央駅に到着しました。日本とは、異なる街並みで、

USJにいる気分」という話も出てきました。 

 

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17時30分にいよいよ8日の集合組が全員揃いました。

明日デンマークから2人加わることを楽しみに待っています。

 

全員が揃ったところで、まずは「ウエルカムパーティ」の会場に向かいます。

会って1日目とは思えないテンションで歩いています!!

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いよいよウエルカムパーティスタートです。

場所は「Konstan Möljä」です。この店では、世界中のガイドブックのトップに

載っており、20€でフィンランド料理をビュッフェ形式で食べることができます。

一般的にあまり美味しいと言われないフィンランド料理ですが、この店では

とても美味しく、安く頂けるのでお勧めです!!!

 

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ビュッフェ形式の中には、トナカイの肉、スモークサーモン、ソルティーサーモン、

肉団子等、フィンランド料理の代表名物を食べることができました。

 

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フィンランド料理を終えて、次はスーパーで買い出しに行きました。

スーパーを訪れても、そこにはフィンランド人が大事にしている「無駄をなくす考え」

や「自分のことは自分でする考え」が取り入れられていました。

例えば・・・

・野菜や果物は必要な分だけを買えるように、測り売りをしていること。

・レジでは、自分で商品をベルトコンベヤーに乗せて、全て乗せ終わった時に仕切りを自分で置くこと。

日常生活の中にも、様々な文化に触れることができました。

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 *宿泊場所のホテルの部屋写真

 

明日は朝5時に起きて、世界遺産であるスオメリンナ島を訪れます。

 

これから始まる8日間がとても楽しみです!!!

 

このブログでは、フィンランド教育の最新事情も伝えていきたいと

考えているので、是非楽しみにしていてください。

 

ヘイヘイ!!!

 

 

 

 

 

島の子ども達にとって大切な居場所を作る in 沖永良部

沖永良部ってどんなところ???

この夏、「夏休み学習塾」のサポートで、沖永良部に渡航しました。

今回の渡航は3度目になります。

初めて沖永良部に行ったのは大学2年の冬でした。

 

「百聞は一見に如かず」という言葉があるように、

沖永良部に住む人々や子どもたちと出会い、島が好きになりました。

 

そもそも、沖永良部はどこに位置するのか?

 

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沖永良部は、鹿児島本土から南へ536㎞に位置します。

これは、東京から京都までの距離に値します。

このように鹿児島県は南北600㎞に広がる特徴があります。

 

つまり鹿児島県で教員として採用されると、本土だけでなく、

600㎞離れた島での勤務となることもあります。

 

 

これだけ離れた沖永良部はどのようにしていくのか?

 

①船の場合

鹿児島新港から片道17-8時間かかります。

料金は、2等席で最安で12,550円(片道料金)

②飛行機の場合

鹿児島空港から片道1時間半で行くことができます。

しかし料金は33,000円(片道料金)

 

移動手段を知ると、島から本土に出るのにも一苦労なのが伝わってくると思います。

沖永良部には小学校から高等学校までありますが、大学はありません。

 

そのため、沖永良部の子どもたちの殆どは高校を卒業すると島を出ます。

中には島に戻ってくる若者もいますが、殆どは帰ってきません。

 

つまり、島では若い人が減少し、子どもたちは大学生と関わる機会がありません。

「島の子どもたちに大学生と触れ合って欲しい。」

 

色々な想いから始まったのが、NPO法人心音が主催する「夏休み子ども学習塾」です。

 

夏休み子ども学習塾とは???

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NPO法人心音の理事長の安徳建二さんが始めた、夏休みや冬休みといった長期休みに、ひとり親や共働き世帯の子どもたちを対象とした無料の学習塾です。
この塾では、島料理のランチ付きで、先生は大学生という“ひと味違う”学習塾。
更には、子どもの居場所となっています。
 

第1弾の記事はこちら↓

www.kyuden-mirai.or.jp


第2弾の記事はこちら↓

 

www.kyuden-mirai.or.jp

 

今回は第3弾です!!!

 

第1弾から実践と振り返りを繰り返し、

今回は「自ら学ぶ子どもの育成」と「一人一人のニーズに合った教育」

を目指しました。

 

「どうやったら子どもが自ら学ぶのか?」

「一人一人のニーズに答えるにはどうしたらいいのか?」

 

ボランティアの学生と現地の学生と毎日思考錯誤しました。

 

また、講師として慶応義塾大学、京都大学の学生が来てくれたので、

子どもたちは、初めての関西弁や、東京での話に興味を示していました。

 

島で生活していると、関西や関東に行ったことのある子どもは少ないです。

子どもたちにとって全国から来る学生の話は特別なものだったと思います。

 

今回は現地で長期で携わっている先生の力もあり、

今までで一番のものが出来たのではないかと感じました。

 

この学習塾が今後も継続して行えるように、私も継続的にこの事業に

関わっていきたいと思います。

 

最後に・・・

この4泊5日間の中で素晴らしい出会いに恵まれました。

一緒に地元のお祭りに参加したり、海に行ったり、岬で夕陽を見たり・・・

沖永良部の魅力を皆で味わえました。

 

 

 

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*沖永良部で一番きれいなワンジョビーチ

 

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*初めて参加した島のお祭り

 

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*最終日のカンボジアの体験報告が記事で紹介されました。

 

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*島キャンに参加した学生と(空港にて)

 

10月に報告会があるので、また再会が楽しみです。

教員免許はない!でも、現場に立ちたい方必読書!!

グーグル、ディズニーよりも働きたい教室

 

私が本日紹介したい1冊はこちらです。

 

・教育でイノベーションを起こしたい人

・日本の教育改革に興味がある人

・教員を志す人

・教員免許は持っていないけれど、教育に強い関心と情熱があり、

実際に学校現場に立ちたい人。

 

実は私がこの本と出逢ったのも、

「自分のしたい」と「人からの勧め」がマッチングしたからです。

 

私は、フィンランドの学校現場で6か月間の教育実習を終えて、

帰国した時その後の人生について模索している時期がありました。

 

私のVision

「一人一人に合った、質の高い学びを提供できる社会の実現」です。

しかし、このVisionを達成するための道のりは見つかっていませんでした。

 

そんな時に出会ったのが

「私たち*Teach For Japanはすべての子どもが、その子にとって
素晴らしい教育を受けることができる社会の実現を目指します。」

この文言でした。

 

*Teach for Japanとは?

teachforjapan.org

 

そしてこの時、「Teach for Japan」のフェローになることを決意します。

それと同時にGECのイベントで出会った人から、この事業を立ち上げた

松田さんの本を勧められることになります。

 

その本がこちらです。

 

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https://www.amazon.co.jp/グーグル、ディズニーよりも働きたい「教室」-松田-悠介-ebook/dp/B00C0797FU

 

アメリカで、グーグルやディズニーを抑えて人気就職先No.1に輝いた

NPO団体Teach For America」

 

その日本版Teach For Japanを立ち上げた松田悠介さんの奮闘記です。

松田さんは、元体育教師で、ある時ハーバードの大学院に進学します。 

 

松田さんの体験談、教育観、学問的データがうまく混ざっており

非常に面白いかつ、1歩踏み出す勇気を私自身が貰えました。

 

そんな松田さんが書いてあるBlogはこちら

↓↓↓

http://yusukematsuda.blog.jp/archives/cat_1075905.html

 

私がこの本を読んで心に残った言葉

*来年以降鹿児島の小学校現場で働くので、現場の声が響きました。

 

・教師の仕事は教えるのではなく、生徒が自分で答えを見つける

 手伝いをしてあげること。

・子どもは1人でも向き合ってくれる大人がいれば、救われる。

・子どもを指導するときは、半歩先を照らす。

・現場で出来る教科横断型の授業 例: sport in English

 

私が今後実践すること

・Blogを書いて、自分と同じ教育課題を持つ仲間と繋がる

・学校経営を学ぶ

・日本の教育システムの発信

 

これから、お勧めしたい本を随時発信していきます。

 

最後に私が尊敬する友人から頂いた言葉

 

「本を読むときに大事にしてほしいことは、読み切ることではなく、

心に残る言葉と向き合って欲しい。」

 

モイッカ!!!(フィンランド語で’’またね!’’)

第1弾:フィンランドスタディーキャンプ5日目

フィンランドの中学校・高等学校視察
 
私が教育実習を行っていたIisalmiという町は、
9つの小学校、1つの中学校、1つの高等学校があります。
つまり、日本のように私立の学校はなく、全員が同じ公立の学校に行きます。
 
この町では、全員が同じ中学校に通い、そのうち半分が普通科の高等学校
残りの半分が職業専門学校(Vocational school)に進学します。
 
日本では、7割以上の生徒が普通科の高等学校に進学し、
3割弱の生徒が専門学校に進学します。この違いの秘密は明日の
専門学校視察で明らかになります。
 
 
フィンランドの学校視察3日目を迎えました。
 
 
昨日までは*プレスクールと小学校を観てきましたが、
本日は中学校、高等学校を訪問しました。
 
フィンランド初等教育(小学校)は、7歳の8月から始まる。

 その前に6歳でPre school行く。Pre school とは小学校の準備段階で、

子供が小学校に通うための準備期間だ。Pre school が設置されるのは、

保育所または小学校の中で、小学校に通う予定の子供はまずここで

学校生活に慣れさせるという仕組みである。

 
本日の主な活動は
 
①中学校の授業観察(午前)
②高校の生徒との交流(午後)
③高校の先生との交流(午後)
 
昨日までの小学校は日本の小学校とは大きく異なり、
多くの発見や驚きがありました。
 
日本とは異なり、子どもの興味関心を大切にした
学習環境の中で育った小学生がどのようにして中学校・高校で
学びを深めているのかを比較し確かめるために行きました。
 
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率直な感想は、日本の中学校と似ている点が多いということです。
 
・授業は45分
・一斉授業形式
・宿題も出される
・机の配置
 
また、日本とは異なる点もありました。
 
・宗教の授業がある
・週の3分の2の授業がプロジェクト学習(4年程前からスタート)
・1クラスあたり20人程度
・習熟度が低い生徒は自分の意思で補習授業を受けることができる。
 
授業を観察してお昼ご飯を食べて中学校の隣にある高校に向かいました。
 
高校では先生方と交流会を行いました。
13人を4グループに分けて、先生1人を付けて50分程意見交換、
質問の時間を設けました。
 
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*先生との座談会の様子
 
こちらのグループは、高校のカリキュラムについて質問を行なっています。
話している先生は中学校の先生の奥さんでした。(驚)

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*先生方も一生懸命に答えてくれています。
 
高校卒業後の進路や大学進学、高校卒業試験についても質問を行なっていました。

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あっという間の50分で、当初は30分の予定でしたが、
話が弾み高校の先生も時間を伸ばして話をしてくれました。
 
その後はすぐに中学校の進路ガイダンスの授業に参加しました。
 
45分の授業を交流の時間として貰いました。
そしてその中で自己紹介をして、将来について話を聞きました。
 
正直な感想は夢を持っている人が少ないという印象でした。
 
小学生で色々なことを体験的に学び、
職場体験も充実している環境中で
育っていても、明確にこれをしたいというのが
見つかっていない人が多いのが驚きでした。
 
フィンランドの生徒は一体どこで進路決定をするのか?
 
次は高校生との交流をするために再び高校に向かいました。
ここでも4グループに分けて、質問・交流の時間を設けました。
 
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実際に受けてきたフィンランドの教育について聞いてみたり!

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時に恋愛の話を持ちかけたり、、、(笑)

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教育制度や将来の進路について真剣な話をしたり。

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50分近くフィンランド普通科の高校に通う
高校生と交流を行いました。

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この高校生の子どもが同じ学校の先生の娘さんの親友のお姉さん
というまさかの繋がりがありました。

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最後は笑顔で写真撮影!!
 
今日は盛り沢山な1日でしたが
何とか全てをこなす事が出来ました。
 
 
多くの人に支えられてこの交流が出来ています。
 
 
この絆を更に更にこれから深めていけたらと思います。
 
 
それではへいへい!!

 

第1弾:フィンランドスタディーキャンプ4日目

最新の設備が整った幼稚園・小学校訪問
 
この日は学校現場視察2日目を迎えました。
 
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*放課後に起こる恐怖の体験
 
1日目では田舎の小学校と
モンテッソーリ教育を実践している学校を視察しました。
 
1日目の参加者の感想としてインプットの量が多くて
充実している意見を貰いました。
 
その一方でインプットが多い分アウトプットの時間が
もっと必要だなと感じました。
 
本日からは参加者同士のアウトプットの
時間を増やしていくことが目標にしました。
 
さて本日は、フィンランドで一番大規模な新聞に取り上げられた
昨年リニューアルしたプレスクールと小学校が一貫した学校を訪問しました。
 
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*教室の写真
 
この学校の特徴は大きく3つあります。
 
・子どもが学ぶ場所を、自分で選択できる環境、設備が整っている。
・新カリキュラムに対応し、プロジェクト学習を多く取り入れている。
・敢えて複式学級の形態を取っている。
 
昨日訪れた2つの学校とは特徴(強み)が異なる環境の中でどのような
教育実践が行われているのかを学んできました。
 
7時45分に無事に学校に到着しました。
毎回ギリギリで行動していますが、無事に全て間に合っています。
 
学校につくと校長先生からIisalmiの学校について説明を頂きました。
 
私たちは校長先生の話から新しい情報を得ることができました。
今Iisalmiには10校の小学校があり、近い将来6校の小学校に統廃合することが
昨日の行政の会議で決まりました。
 
これに関しては賛否両論があると思います。
 
どうやって日本でネガティブに捉えられている統廃合を世界最先端と
呼ばれるフィンランドの教育現場で可決に至ったのかも気になりました。
 
校長先生の話を終えて、
まずは小学6年生の児童による学校ツアーで1日が始まります。
 
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*ツアー後の記念撮影
 
6年生が3人という人数で14人の参加者を1度に
案内することはとても緊張したと思います。
 
最初は緊張した様子でしたが、30分経つと参加者と児童の間に
笑顔も沢山生まれていました。
 
ツアーを終えて次にプレスクールの授業を見学しました。
 
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*プレスクールの教室
 
プレスクールという制度は日本に取り入れられておらず、
初めての制度に参加者もとても興味を持って参観していました。
 
プレスクールとは小学校に入学する前の
準備期間として6歳の子どもが1年間学校に通うように
義務付けられているものです。
 
ここで参加者の日本の幼稚園とプレスクールの違いで
気付いたことをシェアします。
 
・教材の充実
・日本の幼稚園と小学校の間に位置付けれるのでは?
・感覚器官を刺激する活動を行っている。
・子ども自身が教科書を自分で作っていくものになっている。
・1冊の教科書で算数や言語などを学ぶことが出来る。
・幼稚園では教科書を使って学ばないが、テキストを使って学ぶ時間もある。
 
そのまま授業観察を行い、プレスクールの子どもたちと森に
出かけました。本日の遊びは「丘からの雪ぞり」です。
 
 
子ども達に手を引っ張られ、何度も丘の上まで登り
滑っている参加者もいました。
学校で子どもとする冬のスポーツは癒されつつ、
いい経験が出来たのではないかと思います。
 
ここからは、小学生の授業観察に移ります。
本日行われていた印象に残った授業は次の4つです。
 
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*近年取り入れられたプログラミング学習の様子
 
① 5.6年生の喫煙や薬物のリスクをグループでまとめる授業。
② 5.6年生の音楽をグループで作詞作曲を行う授業。
③ 5.6年生の自分で作りたいものを設定する技術家庭科の授業。
④ 3.4年生のロボットに記憶させて遊ぶプログラミング学習。
⑤ タブレットを用いて公文式で算数を学ぶ。
 
これらの学習に共通して言えることは、
授業全体が「アクティブラーニング」の体系を取っていることです。
 
「公教育をイチから考えよう」の中に
アクティブラーニングとは
「個別化、協同化、プロジェクト化の融合」
と書かれていました。
 
こちらもお勧めの1冊です!!

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例えば①の授業では、子どもたちはペア作って
薬物のリスクについて学ぶのですが、
調べ学習は個別で行います。(個別化)
 
次に調べたことをon lineのワードにまとめていきます。
ここでは2人で同じ画面を共有して資料を作成します。(協同化)
 
また資料を作成する際にマインドマップを使い中身を広げ、
深めていきます。
 
最後にImovieを一緒に作成して、
クラス全体で調べたものを発表します。(プロジェクト化)
 
フィンランドでは、自分たちで1から学び、
「つくる」ことに重点に置いています。
 
 
この日は放課後のアクティブティとして
「寒中水泳」を実施しました。
 
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*今から飛び込みます!
 
最初は数人の参加だと思われましたが、
12人の勇者が集まりました。
 
フィンランドでは冬に凍った湖に飛び込むアクティビティがあります。
 
「人生に1度は経験したい。」裏を返すと
「人生に1度でいい。」と思えるアクティビティです。
 
今日は気温が氷点下の環境の中での挑戦となりました。
何度も何度も葛藤の場面があったと思います。
 
最初に寒中水泳の動画を見た時。
参加希望者がホテルに集合する時。
実際に湖を初めて目の前にした時。
水着に着替えて湖を目の前にした時。
 
「無理でしょ。」誰もが最初は思う「寒中水泳」
飛び込む前は「バンジージャンプ」をする前のような気持ちになります。
 
全員で集合写真を撮り、気持ちを1つにしました。
 
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最初は男子が泳ぎ始めました。
次次と飛び込んでいく勇者たち。
女子も湖を目の前にして、「無理。」一度は諦めた時もありましたが、
最終的には全員が湖で泳ぎました。
 
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泳ぎ切った後の感想として
「なんでもできる気がする。」
「やってよかった。」
「この経験は1回でいいね。」
 
最高の経験が出来ました。
この日は寒中水泳の効果もあり、昨夜よりも元気でした。
 
後日談としてこれで風邪を引いた参加者も・・・
 
 
明日はフィンランドの中学校、高校を見学します。
 
 
それではヘイヘイ!!!