フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

Unit2 WEEK1 身近な気象現象で気になるものを探してみよう!

Unit2 人々は生きるために自然に対応する

ユニットの概要リンク

まずは、ユニットに入る前に子どもたちにFeel度walkをしてもらい、身の回りの気になる自然現象を写真に撮ってもらいました。そこで子どもたちが見つけてきた写真がこちらになります。

子どもたちのSee-Think-Wonder

▼ 子どもたちのwonder

・雨が降っていない時はなぜ、雲の色は水色なの?
・雨が降っている時はなぜ、雲の色はグレー色なの?
・雨の時は霧が出てくるけど、なぜ晴れの日は霧が出てこないの?
・霧が山から町まで降りているように見えた
・なぜ、雲は色々な色に見えるの?
・なぜ、雲は色々な種類があるの?
・虹は何でできているの?
・何もしていないのに、冷たい飲み物に水滴ができるのはどうして?
・太陽が沈んだり、昇ったりする時間が変わるのはどうして?
・雲と霧の違いって何?

早速、気になってリサーチしてくる子どももいました。

セルフスタディ「雲と霧の違い」

子どもたちの探究者としての姿も見られました。身近にある気になったものを見て「こうなのかな〜」と予想すると、調べる前に予想が当たったりすることが多くあって驚きの連続です。

さらに、Feel度walkで気になるものをスケッチブックに知図としてまとめていきます。

Feel度Tripの知図

虹への疑問

夕陽への疑問

雲への疑問

雨につながる疑問

スケッチをすることで子どもたち一人一人に見えている世界が可視化され、そこから子どもたちが考えたこと(予想)や疑問が見えてきました。

次の日は、子どもたちの中で出てきた「曇」の正体を観察するために、実際に近くの山に登って頂上から雲を眺めてみました。

頂上からの雲の様子

頂上から雲を観察しながら、やっぱり雲によって色が違うこと、雲には種類があること、雲は左に向かって動いていること等子どもたちはいろいろな発見をしていました。

次の週からは、いよいよ身の回りの自然現象のメカニズムについて実際に実験を通して確かめていきます。気象予報士になるにあたり、身の回りの自然現象(雨、雲、風等)のメカニズムを知っておくことは重要になるので、実験を通してメカニズムの理解を深めていきます!

WEEK2はこちらのリンクです!

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