フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

Teach for Japanインターン振り返りとこれからの展望

「人生を大きく変えるきっかけとなったTeach For Japan」

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私は、このTFJのインターンと出会って、人生を変える大きなきっかけをもらいました。インターンを始めた10月は、人生に本当にさまよっていました。フィンランド留学を終えて、来年度からは、地元鹿児島で5年間目標にしていた小学校で働こうと心に決めていました。しかし、結果は最終面接で不採用通知。LITALICOも最終面接で不採用通知。TFJのフェローも途中で辞退。教員採用試験に落ちて「自分が何をやりたいのか」何も分からなくなっている時期でした。「自分が何をしたいのか?」「軸を定めたい!」そう思って始めたのが、このインターンでした。東京と鹿児島の往復を何度もする事に参加を迷いましたが、「自分を変えたい!」そう思ってこのインターンに臨みました。

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(タイトル)

1.Teach for Japanとは?

2.インターンで行った事

3.これからの展望

 

1. Teach for Japanとは?

Teach For JapanのVision「すべての子どもが、その子にとって素晴らしい教育を受けることができる社会の実現」です。私は、この理念に共感してTFJに興味を持つようになりました。

「では。どのようにしてこのビションを解決しているのか?」

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教員免許を持っていなくても、リーダーシップを持った人材が教育困難地域の学校現場に先生として2年間赴任して、現場の先生と協働で、現場の課題を解決していくプログラムです。

「教員免許を持っていなくても、教員として教壇にたっても大丈夫なのか?」

このような声をよく聞きます。日本では、あまり認知度が高まっていませんが、アメリカでは、学生のキャリアの最初のステップとして、googleを抜いて一番人気のある職業になっています。そして、ここで2年間現場で働いた先生が、改めて教育の課題を認知し、その後のキャリアで、教育行政機関で働いたり、NPOを立ち上げたりして、「現場で感じた課題を解決していく人材」として次のステージで活躍しています。

実際にこのプログラムに興味のある方に読んでいただきたい本がこちらです。この本には、TFJがどんな思いで、どのようにして出来たのかが書かれています。創業者の松田さんの「情熱」を本からも感じることが出来ます。

educationxfinland.hatenablog.com

もう少しTFJについて知ってみたい方は、実際にホームページを訪れてみてほしいと思います。

teachforjapan.org

2. インターンで行った事

私はインターンの中で大きく2つのことを行いました。

1)TFJインターン3期生メンバーとしての研修

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10月21日に3期生メンバーでの研修が始まりました。面白かったのは、全員が大学4年生で来年度から就職が決まっている学生の集め理ということでした。研修は月に2回行われ、オンラインでも参加できるように配慮されていました。(☆)が全員が東京で集まることが決められていました。

研修の中身は以下にまとめてみました。

❶アイスブレイク、目的の確認(☆)

❷TFJのフェローの方との交流

2人のフェローの方に来て頂き、2年間現場での「生」の経験を聞きました。

インターンのミッションである企画立案研修(☆)

今回のミッションは「TFJの認知度をあげること。」①大学での授業②イベント実施③マーケティングこの3つの中から1つを選んで、企画立案を行いました。

❹「Most Likely to Succeed」上映会 

実際に映画を見て、ディスカッション!是非チェック!!

 

グロービスが行う「志研修」

この研修では自分の「志」とは何か?と向き合いました。人生が動いた研修。

キャリアプランニング研修

❼木村さんのレゴを使ったワークショップ

❽最後のプレゼンテーション、振り返り(☆)

最終日に感じたことは、研修が本当に充実した中身だったということです。何よりも、日本全国から教育に関心の強い仲間が集まり、教育について議論できる機会は特別でした。一緒に参加した仲間と共感できる人と繋がったり、自分の考え方に大きくインパクトを与えてくれる人がいたり、教育について率直に語れる仲間ができました。

もっと詳しく知りたい方は、コメントお待ちしています。

 

2)TFJインターンのミッションを行ったチームでの活動

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私たちのチームが行ったことについて、まとめていきます!

まずは、チームのメンバーを発表します。

❶ 小林眞子・・・フィンランドの学校現場で6ヶ月間の教育実習

❷ 重野遼子・・・フィンランドデンマーク、オランダで計3ヶ月の現場視察

❸ 阿部亜紗子・・・オランダでイエナプランを学びに6ヶ月間の教育実習

めっちゃ素敵なメンバーに恵まれて、一緒にイベントを行うことになりました。

是非、facebookで友達申請をして繋がって欲しい自慢の仲間3人です!!!!

そんな私たちの共通点は「日本の教育をよりよくしていきたい。」そう思って実際に北欧の学校現場に留学して、更に実際に学んでいたことを、周りの人に伝えていきたいという想いがあったことです。

 

「では、どうやって伝えていくのか?」

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私が大切にしたことは以下の3つです。

❶日本全国どこからでも参加できるようにすること

❷少人数で、対話を取り入れることで、同じ興味関心を持った人と繋がること

❸伝えるだけでなく、双方向の学びにすること

これらをかけ合わせて生まれたのが、オンラインzoomを用いて行う「オンラインディスカッション」です。

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オンラインディスカッションの最大の目的は「未来を生きる子どもの幸せ」です。

このイベントには、現職の教員、実際に海外留学をしている学生、教育に関心のある学生が参加してくれました。現場の先生は「明日からの実践」に、教育学部生には「留学という選択肢」等というように、参加してくださった方の共通の思いは「子どもの幸せ」でした。

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こちらが私たちのイベントの歩みです。また、同じようなテーマでイベントを行うので、興味のある方は、「Moi Moi House」とfacebookで検索して頂けたらと思います。

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オンライン上ではありましたが、暖かい雰囲気でイベントは開催されました。対面で行えるので、直接会って話しているような感覚になれました。

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このオンラインイベントでは、最終的に108名の方が参加してくれました。1回のイベントが2時間なので、合計で216時間共に海外の教育を通して日本の教育について時間を共有することができました。とても貴重な時間になりました。

中には、イベントに参加した教育留学に一歩踏み出す参加者の方も出てきました。

課題としては、「もっと参加者との繋がりを深めたかった」というものがありました。

そこで、これから私たちがオープンするのが!!!!

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「Moi Moi House」です!!!詳しくは、またブログにまとめたいと思います。

「教育留学をした先生の居場所」「教育について率直に語れる場」「教育の情報発信源」の場にしたいと今構想を練っております。今年度の4月にはオープンするので是非、「教育について安心して語れる場」が欲しい方はご連絡を頂けたらと思います。

 

3. これからの展望

 Teach For Japanのインターン参加前は、私は自分自身の将来に対してわからなくなっている自分がいました。このインターンを通して、自分と向き合い、同じ志を持った仲間とたくさん繋がることができました。

 

私はこの2019年は大きく3つのことを軸に活動を行っていきたいと思います。

①沖永良部でのフリースクール立ち上げ

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「鹿児島県の教育をよりよくしたい」×「すべての子どもが、その子に合った教育を受けられる機会を作りたい」×「これまでの経験を活かしたい。」×「自己成長できる」これらをかけ合わせて、この進路に進むことを決めました。

実際に沖永良部では、特別支援学校もフリースクールもありません。同じ鹿児島県でも環境によって、その子に合った教育が保障されていない地域もあります。私が関わる沖永良部を拠点にして、鹿児島県の離島・へき地でも「すべての子どもが、その子に合った教育を受けられる機会」の実現に向けて、思いを形にしていきたいと思います。

②Global Teacher Programでフィンランドの学校現場を視察するプログラムの運営

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2018年の2月に始めたフィンランドの学校現場に教育に関心のある学生を派遣して現地で学ぶプログラム。これまでに、36名の学生と現地で一緒に学んできました。

このプログラムを始めようと思ったきっかけは、「もっと多くの人にフィンランド教育を実際に見てもらい、一緒に日本の教育をよりよくしていく仲間と繋がりたい。」という思いでした。このプログラムを通して、私は多くの学生と出会い、教育というものを多くの視点で見れるようになりました。2019年はこれまで以上にプログラムの質を高め、一人でも多くの学生が現地で学べるように、拡大を視野に入れて行っていきたいと思っています。

フィンランドの学校現場で教師として働く

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ここはまだ思考段階ですが、実際にフィンランドの専門学校で日本人教師として働くことも選択肢の一つにあります。実際に現地の先生と共同で働く中で、より深くフィンランドの先生が大事にしている価値観を吸収して、これからの実践に繋げたいと思っています。

 

今後もブログの中で情報を発信していきたいと思います。

 

モイモイ!!!