フィンランドGTP第2弾 未来に繋がる決起会「この旅を振り返る」 DAY8
未来を振り返り、出会いに感謝する1日
いよいよこの旅も最終日を迎えました。このブログでは、この8日間の旅を振り返りながら、このフィンランドGTPが大切にしていることを伝えていきたいと思います。
写真をクリックすると、その日の詳細が読めます(^^)!
1日目 出会い
7月にフィンランドで学ぶメンバーが決定しました。2ヶ月かけて、少しずつお互いのことを知る時間を作ってきました。出会って1時間とは思えないくらい、すぐに打ち解けました。ウェルカムパーティーなのに、最終日を感じさせる仲の深まりでした。これから、お互いのことをもっと知る1週間が始まります。
2日目 ヘルシンキ観光
朝5時に起床して、フィンランドの世界遺産であるスオメリンナ島へいきました。フィンランド教育を学ぶ上で、歴史に触れるこの時間はとても大切にしています。朝日を浴びながら、優雅に島をお散歩しました。少しずつ、お互いのことを対話を通して知り始めました。
3日目 モンテッソーリ教育実践校訪問
いよいよ学校見学初日を迎えました。初めての学校現場視察にワクワクした気持ちで迎えた人は多くいると思います。ここでは、モンテッソーリ教育とフィンランド教育を融合した新しい教育のカタチを見ることができました。「遊び」を通して、子どもの「自立心」を育むことを大切にしていました。ここから、私たちの心も少しずつ教育スイッチに切り替わっていきました。
4日目 新設の小学校訪問
学校視察2日目は、設立3年になるモダンな建物であるプレスクール・小学校を視察しました。ここの小学校の子どもたちは私たちが来ることを6ヶ月も前から楽しみにしていました。到着すると、すぐに私たちの周りに子どもたちが集まってきました。子どもたちと直接触れ合いながら、フィンランド教育の本質に迫っていきました。子どもがのびのびと学ぶ姿をみて、私たちの教育官にも少しずつ変化が生まれ始めた頃だと思います。
5日目 中学校・高校訪問
学校視察3日目は、中学校訪問を行いました。ここでも、様々なドラマが生まれます。私たちを案内してくれるのは、中学3年生の生徒です。初めて外国人を案内するにあたり、緊張して震えている子もいました。しかし、学校視察を終えると、「来てくれて有難う。とても楽しかった。」と話していました。中学生にとっても素敵な出会いを感じれた1日になりました。また、この日のリフレクションタイムでは、ここに集まった仲間の人生と向き合うリフレクションの時間を作りました。この時間では、涙を流す人も多くいました。自分の心の声を話し、受け止めてくれる仲間ができたと感じた人も多くいたと思います。
6日目 専門学校訪問
学校視察4日目は、専門学校を視察しました。この日は、色々なロールモデルを生きるフィンランドの学生と出会い、自分自身の人生と向き合う1日になったと思います。ここでは、移民の教育も行われており、私たちも一緒にフィンランド語を学習しました。また、校長先生の話からもフィンランドの社会も日本と同じような課題を抱えていることを知りました。毎日が気づきや学びの連続です。
7日目 小学校でのワークショップ当日
いよいよ、学校視察最終日を迎えました。この日は、このプログラムのメインイベントの1つである、小学校での教育実習当日でした。2か月間かけて準備してきた日本文化のワークショップを小学1年生から6年生までに計3回の授業を行いました。子どもたちも、先生もこの日をとても楽しみに待ってくれており、授業後は先生方から「本当に有難う。これからもこの交流を続けていきたい。」と温かい言葉を話してくれました。本当に最高のワークショップになりました。
8日目 未来に繋げる1日
あっという間に最終日を迎えました。飛行機の時間もあり、解散時間は13時です。最終日のアクティビティーは、ここで出会ったかけがえのない仲間と共に「旅を振り返り、未来に繋げる」ということ。
この日の寂しさは、少しずつ旅の仲間が飛び立つ瞬間にあります。まず、このプログラムを共に創っているひらしんさんが飛び立ちました。別れを惜しみながら、寂しい気持ちで最後のアクティビティに移りました。
最初のアクティビティーは、パートナーを決めて湖までこの旅を振り返る時間を作りました。参加前と参加後で自分自身の変化に気付いた人も多くいたと思います。自分自身の感情を言語化して、それを受け止めてくれる仲間は特別です。
湖に到着してからは、仲間の良いところを考える時間を作りました。この1週間仲間一人ひとりのいろんな側面がみられたと思います。時には、衝突もありましたが、一人一人がお互いを認める、受け止めるマインドが自然に生まれたからこそ、ここまで素敵な仲間になったと思います。
そして、集合写真を撮って、ホテルに向かい最後のワーク「今の気持ちを伝える時間」を迎えました。この12人で時間を共有できるのも残り1時間になりました。一人一人が今心に描いている気持ちを表現しました。仲間一人ひとりへのメッセージを伝える人、学んだことを伝えている人、未来の目標を話す人。一人一人の率直な気持ちを共有する時間は最高の時間になりました。
いよいよ出発の時。あっという間の1週間。
でも私がこのプログラムをつくる上で大切にしたかった3つのこと。
① 一人一人が自分らしくいられる安心安全な場をつくること
② とにかく楽しむこと
③ これからも繋がり続けたい仲間になること
このプログラムは、ここに集まった仲間と共に作り上げていくことを大切にしていました。みんなで創ったこのプログラムは、世界に1つしか存在しません。この1週間はあくまでも、きっかけにすぎませんが、一人一人の心に大きく刻まれたと思います。ここで感じたことをしっかり振り返り、自分の言葉で言語化することで、経験を学びに変えていって欲しいと思っています。
そして、悩んだ時、嬉しいことがあった時はここで出会った仲間なら全てを受け止めてくれると思います。
これからもこの絆が続いていきますように。
本当にこのタイミングで、一緒に学べたことに感謝しています。
「これからもよろしくね。」
ここで、フィンランドGTP2ndの学びの振り返りを終わります。よりリアルにこのプログラムの雰囲気を感じて欲しくて、ありのままに自分が感じた気持ちを書いてみました。
ここまで読んでくださり有難うございました。
モイモイ。