フィンランドの学校に行こう!

フィンランドの教育を通して日本の教育を見つめ直す。

フィンランドGTP第2段 フィンランドライフを感じる DAY1

いよいよフィンランドGTP第2段が始まりました。

皆さんと会える、この日が来ることを何よりも楽しみにしてきました。

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フィンランドヘルシンキ大聖堂の前で記念撮影

今回で4回目となるこのプログラム。合計50人の仲間と現地で学ぶことになります。

「なぜフィンランドGTPを続けていくのか?」

私の中で、フィンランドGTPフィンランドでの教育実習)は10年後を見据えた、将来一緒に日本の教育を創っていく仲間づくりの場と考えています。「教育を創る。」言葉で言うのは簡単ですが、実際に教育は、その地域の歴史や文化とも深く関わっているので、時間もかかり、「自分が関わりたい気持ち。」が大切であると最近強く感じています。一時期は、「日本の教育をよりよくしていく」ことは自分一人では出来ないと感じ、悩んだ時期もありましたが、最近は自分の身の回りから「視野を広げられる場」「自分のwantと向き合い、自分自身の人生について考えられる場づくり」をしていきたい思いが出てきました。時間はかかりますが、まずはここに集まった一人一人の人生と向き合いながら、一緒にモチベーションを高め合う仲間になることを大切にしています。

「1日目のポイントとは?」

1日目のポイントは、日本の生活から離れ、少しずつフィンランドの生活にシフトしていくことです。1日目では、フィンランドを感じる3つのポイントを紹介していきます。

1. フィンランド料理を楽しむ 

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フィンランド料理と聞いてどんなイメージを持っているにでしょうか?」

ポジティブなイメージを持っている人は少ないと思います。フィンランド料理の特色は、シンプルな味付けが多いです。フィンランドは、寒い地域なので昔、食料が食べられないこともありました。そして、感謝の気持ちを込めて、食事中は静かに食べる文化があります。ウェルカムパーティーでは、普段食べることの難しいフィンランド料理をビュッフェ形式で楽しみました。

▼オススメのフィンランド料理

・スモークサーモン

・ミートボール with ベリー

・サーモンのスープ

・トナカイのお肉

他にもオススメのフィンランド料理は沢山あります。美味しくフィンランド料理を食べながら、お互いの「好きなこと」をテーマに自己紹介を行いました。お互いの共通点を見つけながら、1日目とは思えない程、仲が深まる時間になりました。参加者の中には、「今日で素敵な仲間と巡り会えたので、もう日本に帰っても大丈夫。」と話す子もいました。嬉しいですね(^^)

2. フィンランド式サウナを楽しむ 

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ウェルカムパーティーの後は、フィンランドのスーパーマケットで買い物を行いました。ここでも、フィンランド人の考え方や物価を日本と比較しながら感じることができました。

・無駄を出さない。

フィンランドのスーパーでは、日本のようにまとめ売りではなく、自分が必要なものだけを買うシステムになっています。まとめ売りだと、安くで帰るのですが、余った時に無駄になってしまいます。例えば、バナナを1本単位で自分が必要な分だけ買うことができます。他にも、フィンランドでは、レジ袋を有料化(約30円)しており、多くの人が家からエコバックを持参しています。

・自分のことは自分でする。

フィンランドのスーパーでは、自分でできることは全部自分で行います。例えば、量り売りの野菜・果物は自分で、機械で重さを量り、バーコードを貼ってレジに持っていきます。また、レジでは自分の買ったものは自分でカゴから出してお会計を行います。

・物価が高い。

日本とは異なり、消費税は14パーセントです。何を買うにしても日本より物価が高いので買い物も慎重になります。ちなみに、衣料品や日用品は24パーセントの消費税になります。

その後は、ホテルに戻りサウナに入りました。フィンランドのサウナは日本のサウナと異なります。日本のように蒸し暑いのではなく、蒸気を楽しめるサウナになっています。フィンランド人にとってのサウナは神聖な場所です。サウナでは、上下関係もなくなり、「人」と「人」で会話をすることができます。この日も、初めてのサウナにテンションが上がりながら、他愛もない話で盛り上がりました。これから、1週間毎日サウナで語る中で、これからの人生と対話を通して向き合う時間が始まります。

3. お互いの人生についてゆっくり語り合う

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1日を通して、お互いに沢山話す時間がありました。今日は、お互いを「知る」ということをテーマにして気の向くままに、自然に対話が生まれていました。同じ目的を持って、フィンランドの研修プログラムに参加しているので、ありのままの自分で話をしている姿が沢山見られました。このプログラムの醍醐味は「繋がること」です。もちろんフィンランド教育について知ることも大切ですが、フィンランドで1週間を過ごした上で、「自分が今後どんな人生を歩んでいきたいのか」を、ゆっくりと語り合うことがもっと大切なことだと考えています。

 

これからの1週間。一人一人の中に色々な変化が生まれてくると思います。

明日は、スオメリンナ島でフィンランドでの日曜日を感じながら、研修場所であるIisalmiに向かいます。

 

今回のブログでは、フィンランドGTP1日目「フィンランドライフを感じる」をテーマにまとめてみました。

 

これからの更新も楽しみにしていただけたらと思います。

 

モイモイ!