ここまで来てフィンランドに行けない???〜航空券取得の際の注意点〜
「夢のフィンランドへの旅はまさにこの絵のように始まりました。」
昨日校長先生から幸せなメールを頂き、フィンランドへ行くことが改めてものすごく楽しみになっていました。体調も良くなり、準備は万全です。
バスで鹿児島空港に向かい、順調に旅は進んでいきます。気分も久しぶりに、かなりハッピーです。
鹿児島空港でのチェックインを行えば、荷物も全てフィンランドに持っていてくれるので、残すところは空港でのチェックインのみ!!!
「飛行機では何の映画を見ようかな?」
「フライトまでの待ち時間は久しぶりにゆっくり本を読もう!」
気持ちはとてもワクワクルンルンでした。
ANAでチェックイン手続きを開始。
「予約情報はありません。」
「え?そんなはずは。。。。何度も確認して、予約は間違いなくされているはず。」
焦っている自分に、ANAのスタッフが、「こちらJALですね笑」
安心して、JALのチェックインカウンターに向かいます。
しかし、「なぜか?」ここでも手続きが上手くいきません。
自分が持っていた紙から焦って予約番号を見つけることができませんでした。
「パスポートで大丈夫ですよ。」と神の一声。
何とか予約がしっかり取れていることが確認できました。
「やっと飛行機に乗れる。フィンランドに行ける。」
そう思って国際線の手続きが進みます。
「お名前を聞いても大丈夫ですか?」
「地下智隆と思うします。」
「申し訳ございません。お客様の航空券は名前と苗字が反対に登録されてます。」
「。。。。。。。。」
「基本的には、航空券を取りなおす手続きになります。」
「はい。かしこまりました。(何でだ?何回も確認して予約をしたはずなのに。)」
「こちらからカタール航空にご連絡をして、変更が可能か聞いてみます。」
「(急いで、最悪の場合を想定してgoogle先生とskyscannerで調べる。)」
「羽田空港まではご案内出来ますので、また羽田空港でカタール航空と直接お話しください。」
「(本当に航空券買い直しの自体発生になるかもしれない。。。。)」
ネットで調べてみても、航空券を買い直しているケースが多いです。
・取消手数料
・直前のチケットなので割高
とにかく不安が募ります。
ここから恐怖の旅が始まります。
今回は複数都市をまたぐ海外航空券となっています。
ヘルシンキ→パリ→香港→セブ(フィリピン)
です。
行きも帰りも飛行機に乗れるのかが不安になりました。
しかし、ここは航空会社との直接のやり取りになるので、
これから東京で手続きを行います。
↓
↓鹿児島→東京のフライト(不安、不安、睡眠、不安)
↓
恐る恐る事情を話しました。第一印象が大事ということで、何か鹿児島のお土産を渡そうかなと一瞬考えましたが、ありのまま誠心誠意を込めて事情を説明しました。
「まだ、カタール航空のスタッフが来ておりませんので、こちらのカウンターで並んでお待ちください。」
「(一応取り直しに備えて、skyscannerで同じ便を検索しました。)」
「(【緊急】残り1席です。急いで予約してください。)」
「(不安しか募りません。)」
そしていよいよ自分の番が来ました。今回はJALのコードシェア便だったので、日本人の方が全て対応してくれました。
「お名前の間違いですね。」
「はい。すみません。」
「(航空会社の方の小さい声での会話が5分程続きました。)」
「こちらで、変更の手続きを行いました。」
「ただ、、、、」
「(ただ、、、??)」
「もし、ヘルシンキの入国審査で許可が下りなかった場合に、JAL航空会社は責任を追わないという書面にサインをお願いします。」
「畏まりました。」
そして、サインを行い何事もなかったかのように、チェックイン、入国審査完了しました。残すは、フィンランドで入国できるかどうかです。
まだまだ不安は募ります。
今回の学び
まず最大のミスは「名前と名字を反対に登録してしまったことです。」
なぜ、名前と名字が反対に書くことが大問題なのか?航空会社によると、テロ防止策として近年パスポートと航空券(チケット)が一文字でも異なると飛行機乗車拒否、乗車できても入国拒否される可能性もあるということです。
ですので、もし航空券情報の誤りに気付いた場合は、行える対処法としては3つあります。
❶ 斡旋会社或いは、航空会社に直接問い合わせる。
直接電話で問い合わせることが可能です。このような誤った情報を登録してしまうケースは珍しくありません。私もこれまでに、10回以上航空券を予約してきて、名前一つで搭乗・入国できなくなるケースは知っていたので、毎回、5回はチェックして航空券を取得しています。登録情報を変更できるかどうかは、航空会社によって対応が異なるので、最初に試すべきはこれです。
❷ 航空券を予約し直す。
この場合、取消手数料が発生します。格安航空券の場合は、全額返金されないケースも予想されなす。もし、仕事で重要な場合は前もって気付いた場合は取り消して、新しく登録することが最前です。
❸最悪のケース(空港で気付いた場合)
まさに今回の自分のケースです。「登録情報が間違っていると言われた場合は、取り直しの覚悟を持つべきです。」しかし、ここからできることもあります。私の場合は、チェックインカウンターの方が親切にも、航空会社に問い合わせを行い、変更の許可を頂き、搭乗することが出来ました。しかし、入国できるかどうかという次の不安もあります。もし、1週間前に気付いた場合は、すぐに❶の対処を行うことをお勧めします。もし、空港で変更が出来ない場合は、何倍もの航空券を購入することになったり、そもそも搭乗が出来ないリスクが伴います。
あくまでも、これは個人の経験ですので、最終的には航空会社と入国審査を行う人のポリシーによります。
最後に、これから海外に渡航する人が増えてくると思います。
どれだけ海外慣れをしてても、航空券に伴うトラブルは付きものです。
毎回初心に還り、一つ一つ丁寧に手続きをすることの大切さを身を以て体験しました。海外に渡航する場合は準備段階から帰国まで「慎重さ」が大事です。
この旅は全て慎重に行きたいと思います。
では改めまして行ってきます!!!!
無事にヘルシンキに入国できますように!!
無事に入国できました。
フィンランドは入国に関しては厳しいという有ったので、無事に入国できて安心しました。
問題はヘルシンキからセブのフライトです。
追加料金を払うのか?それとも無事に既存の飛行機に乗れるのか?
まだまだ不安は残ります。