「ついにフィンランドに帰国???」
私がイギリスに来て、2週間が経過しました。
この2週間は、本当に色々な出来事や自分の中に変化があったように感じました。
沢山自分の中の弱い自分、迷っている自分、不安な自分、責任から押しつぶされそうになっていた自分。
時間にすると、11月の1ヶ月は半年(6ヶ月)のような月日の長さを感じ、このまま自分のビションを追いかけ続ける怖さも感じていました。
今こうして自分が改めて目標に向かって前進しようと思えたのも、本当に多くの人の支えがあったからです。
私の今置かれている状況も、多くの出会った友人や外国の人に話しました。
私の状況を話すと、みんな前向きな言葉を私に沢山与えてくれました。
言葉の持つエネルギーを体感しました。
毎日が本当に本当に不安な1ヶ月でした。
「先が見えない恐怖」「この先どうなるかわからない不安」「生活への不安」
今私の置かれいる状況を説明すると、…..
*日本料理の授業の様子「寿司、焼き鳥、お好み焼き(^^)」
私は、フィンランドで6ヶ月間教員として働くために今年の9月にフィンランドに移住しました。そして、勤務が開始して、2ヶ月が経過したところで、一通の通知が移民局からきました。「働く権利を認めません=強制帰国命令或いは行政裁判所に控訴」という内容のものでした。日本人は、法律で180日間の中で、最大90日の滞在がシェンゲン協定内で認められています。そして、私は既に90日を迎えようとしていました。
そこで、私は現在裁判所に控訴して、申請の結果を待っているところです。最初は、2、3日で結果が出ると説明を受けました。もし、審査が降りなければ、日本に強制帰国になります。残された時間を確保するために、シェンゲン外であるイギリスに滞在することになりました。
10日間が過ぎ、新たな通知がきました。「審査に8-9ヶ月かかります。」という内容のものでした。前向きに捉えると、審査期間はフィンランドに滞在することが可能になります。しかし、給料が支払われるのは、1年後になります。給与なしでの海外生活。貯蓄していたお金も、イギリスの滞在もあり、2ヶ国拠点で支払いも2倍かかります。
日に日に減る残高が不安を大きくしています。
でも私には、フィンランドでやりたい事が沢山残っています。人生をかけて飛び出したフィンランド。来週から学校に戻り、今持っている未来に向けたミッションを果たすために、毎日を一生懸命生きようと思います。
フィンランドに帰国しても、正直不安な生活は続きます。
もし、降りなければ、次は最高裁判所に上訴することになります。
まさか、このような形で裁判所にお世話になるとは思っていませんでした。
ここまで来たら、最後(最高裁判所)まで粘ろうかなと思っています。
今は、日本の裁判の仕組みからフィンランドの裁判の仕組みを学習するいいきっかけを貰っています。
このピンチな状況でも、私に前を向くきっかけを与えてくれてたのは、
「私にとってのイギリスでの通学路と大学」でした。
名付けて「マイユニバーシティー」への留学
マイユニバーシティーとは・・・
大きく3つのコンセプトを大切にしています。
① 自分の好きな時間を過ごすこと。
② 自分との対話と他者との対話を通して、自分を見つめ直すこと。
③ 自分の学びたい学問を学ぶこと。
つまり、世界に1つだけの、あなたのための大学になります。
私は図書館に、毎日10時間、合計10日間通いました。
今、留学と聞くと、海外への大学や企業でのインターンを想像すると思うのですが、「マイユニバーシティー」では、今の自分に必要なことを考えて、自分でカリキュラムを自由に作成しながら学ぶ時間を大切にしています。そもそも、自分が本当に学びたいことは、なかなか見つけることが難しいです。それを見つける事が人生の醍醐味だと思っています。今、情報化が進み、世界中どこに住んでいても学ぶことが出来ます。大切なことは、自分が学びたいことを、自分で学ぶ力を身につけること。
もし、自分の人生の進路に迷ったら、マイユニバーシティーに留学することを勧めたい思います。
明日から、いよいよフィンランドに戻り、また日常が始まります。
でも、1ヶ月前とは毎日の質が変わる気がします。
この2週間のイギリスでの生活は、私に人生について考える時間を与えてくれました。
* イギリスの朝
「一日一生」
フィンランドでの毎日をここから燃焼して生きたいと思います。
そして、フィンランドという最高の学びの空間を多くの人と共有して、学びの輪を広げていきたいと思います。
1月:フィンランド教育イベントEduca
2月:フィンランド教育実習プログラム(2ターム開催)
楽しみがこれから沢山待っています。
自分が今ここにいる役割を改めて、考えて前に踏み出せそうです!!!
是非、フィンランドの学校現場をビデオを通して見たい方も、ご連絡いただけたらと思います。
また、心が折れる時が来るかもしれませんが、フィンランドでの奮闘記も含めてありのままの自分の発信もしていこうと思っています(^^)
モイモイ。
PS.
日々の現場での学びもコチラで発信していきます!
多くの人と、写真や動画、ブログを通じて貴重な情報を全て隠さず発信していきたいと思っています!
是非、フォローしてくれたら嬉しいです(^^)