本日、Teach For Japanのインターンで「私と教育」というテーマでプレゼンを行いました。
▼話の流れ
1. 私がフリースクールに立ち上げる経緯
2. 私のミッション
3. なぜ「教育」というキャリアを選んだのか?
発表後、インターン生から質問を受けて、改めて自分と向き合うきっかけになりました。
▼私のビジョン
「一人でも多くの子どもが、その子に合った教育を受けられる社会の実現」
▼私のミッション
① これからの子どもを育てる先生を育てること
② その子に合った教育が受けられる環境作り
▼ビジョンマップ
▼印象深かった質問
「なぜ一人一人に合った教育をしようと思ったのか?」
「フィンランド教育を日本でどのようにして活かしていこうと思っているのか?」
そこで、本日のブログでは私の考えを改めて整理し、まとめてみようと思います。
▼私が関わりたい分野
今私が感じている日本の教育現場の「不登校と学習支援」の現状を図にしてみました。現状として日本に不登校児童が14万人いる数値が出ています。そして、不登校の子どものほとんどは、家に籠っており、学習する環境がない現状です。
学校という、同学年の集団の中では、同調圧力が生まれ、教室という空間に居場所を感じない子どもは一定数いるのが現状です。しかし、そういった子の学びの場は今存在するのでしょうか?最近では、フリースクールのようなオルタナティブスクールが増えて来ていますが、出席が認められていない現状が多くあります。
「出席を認めない=不登校の子どもも学校で出来るだけ学んでほしい。」
「学校へ行かない=ネガティブなイメージ」
という考え方が深く日本には根付いているように思います。私は、「一人一人に合わせた教育」をまずは、「不登校の子どもにも多様な学びの選択肢が与えられる機会作り」を最初の一歩として行なっていきたいと思っています。
フィンランドでは、学校の中にフリースクールのような落ち着く場所があります。具体的には、公立の学校現場の中に、集団の中では落ち着かない子のための少人数教室を設けて「居場所」を作っています。
しかし、日本で学校現場の中にそのような居場所を作ることは難しく、どうしても教室という空間の中に居場所を作らないといけません。もちろん不可能ではないのですが、新しい教育のあり方として、学校の外にフリースクールを設け、学校と協働で不登校の子どものサポートしていけるモデルを作っていこうと思っています。
▼イメージモデル
▼未来のモデル
フィンランド教育で学んだ考え方を、日本の教育環境に合わせてアレンジして1つの事例を作っていこうと思っています。
日本の教育は、世界的にみても学力は高いです。学校の教育環境も授業のクオリティも高いように感じます。しかし、本当に支援が必要な子どもへの対応に課題感があり、不登校の数が増えている現状があります。
私は、不登校の子どもにも多様な学びの選択肢を与え、その子に合わせた学びの機会を学校外で作り、このモデルを広げていくのが最初のミッションです。
学校外での教育が認められた後に、全ての子が自分の興味関心に合わせて学んでいける教育が日本で広がっていくのかなと思っています。
本日のブログでは、
「なぜ一人一人に合った教育をしようと思ったのか?」
「フィンランド教育を日本でどのようにして活かしていこうと思っているのか?」
この2つの問いについて、改めて考えたことをまとめてみました。
ここまで読んでいただき有難うございました。